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内容説明
【無料試し読み閲覧期間2025/4/30~2025/5/13】
精子と卵子を受精させ命を導く人の医療漫画
顕微鏡を用い、
自らの手で精子と卵子を受精させ、
小さな命を導く人・胚培養士(はいばいようし)。
現在14人にひとりが
体外受精で生まれている日本。
治療件数が世界で最も多いにも関わらず
最も妊娠率の低いこの国で、
彼らは子供を欲する夫婦たちの
強い想いに応えていくーー
「男性不妊」「高齢出産」編、収録!!
不妊治療の現場で働くスペシャリストたちの、
新しい医療ドラマ開幕!!
『阿・吽』『サプリ』のおかざき真里が描く、最新作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
31
この巻のみ試し読み版で。 体外受精の話に絞った作品というのは確かになさそうです。産婦人科医の話で不妊治療等は当然、出てくるでしょうが。 専門職の技術職、技師とはいっても、カップルにも説明したりで、個々のエピソードも良く練られています。当然ながら夫側に原因のある不妊もあるでしょうし。 山谷えり子・杉田水脈みたいな政治屋は、こういう作品、そもそも眼中にもないでしょうね……。2023/09/25
陸抗
30
不妊治療をしてたので、胚培養士さんと挨拶はしたことはある…と思う。直接話す機会はほぼ無かったけど、漫画を読んでこんなお仕事してくれてたんだと感慨深い。体外受精、採卵するまでも毎日のように採血して黄体ホルモンの注射を打ってと、精神的にも肉体的にも金銭的にも追い詰められるから、妊娠しなかったときの絶望感が半端ない。だからこそ、城内ミチルさんのしなやかさがとても眩しい。2023/09/20
空のかなた
29
不妊治療クリニックの内側ラボの中、精子と卵子を受精させる胚培養士の物語。感情的な要素を極力排除し卵と精子と向き合い、その声を聴く。主人公の水沢の真っ直ぐな瞳と、生命を扱う事への真摯な姿勢、志望した過去の経緯等を絡めながら進んでいく。日本では14人に1人が体外受精で産まれているという事実と、受精に至るまでの様々な夫婦の人生が絡み合って、密度の濃い構成。考えさせられる事が多くて、読み進み、空を見て、また誌面に戻る。流石おかざき真里さん、の一言に尽きる。2023/07/23
りー
28
不妊治療…あまり描かれてこなかった場所にスポットをあてた作品。自分はもう子どもを持てないけれど、兄弟や友人たちも自己注射を頑張って妊活していたので「絶対に失敗できない」という表現は分かる。この生命そのものに関わる仕事がこんなにも手仕事であり、各培養士の技術とセンスが要求されることを初めて知った。2023/05/17
星落秋風五丈原
28
一組目は、両親を早くに亡くし、倒れた祖母のために妊娠したい若い夫婦。祖母の病状を案じて早く妊娠するために多胎を望むが、双子が生まれた場合のリスクを水沢は気にする。 彼女は、決して愛想のいい方ではないが、この後登場するもう一人の培養士とは立場を異にして、依頼者の心に寄り添っていく。それが是か非かはケースバイケース。二組目は男性不妊カップルの話。不妊は女性が原因のように受け取られがちで、全く想定外の回答に、夫正則は激昂して部屋を出てしまう。妊娠を諦めかける妻の気持ちに気づいた正則の背中を更に押す水沢。2023/02/05
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