角川ホラー文庫<br> COLD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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角川ホラー文庫
COLD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

  • 著者名:内藤了【著者】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • KADOKAWA(2024/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041143728

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内容説明

過去の資料から見つかった、首に奇妙な痣を持つ複数の凍死体。
事故は北海道・岩手・福島で3年以内に発生しており、連続殺人を疑う清花たちは酷寒の地への潜入捜査を開始する。
すべての現場で目撃された不気味な「雪女」の姿、明らかになる被害者たちの意外な過去。
混迷を極める捜査の一方で、若手刑事・丸山勇の様子がどこかおかしい……。

雪に覆われた声なき声。一連の事件は祟りか、それとも罰か。大人気シリーズ第4弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むつこ

24
シリーズ4作目。凍死の連続事件ではないかと疑問視した万羽福子の言葉から捜査を開始。北海道、岩手、福島の3県の怪しげな凍死体は「雪女」による犯行か。雪女ってそういえば妖怪?幽霊?うーん、なんだっけ?ひょえー、舌をひきちぎっちゃうんだ(覚えてない・・・)暑くなる時期に読んでしまったので、(今)ちょっとだけ雪の寒さに鈍くなってる自分がいて殺された人たちを恨み続けた真犯人に同情してしまった。2024/05/31

petitlyz

17
特捜地域潜入班 鳴瀬清花シリーズ4作目。 今作は、いつも明るい丸山勇が、何重にも苦しい過去を背負っていたことが分かった。 そして本編、雪女の呪いのような凍死事案。凍死だとほとんど解剖が行われない。ほぼ事故か自殺、災害だと認識されているから。しかし、ある凍死者の首筋に共通する3つの赤い痣。そこから潜入班が動き出す。全体を通して、親子にまつわるやり切れない切ないストーリーがあった。読みごたえがあった。これも続きを追いかける。2024/05/28

うなぎ

14
色んな地方へキャンピングカーで出発して、脳内で滝藤賢一さんでイメージされる土井班長と濃い仲間たちと事件解決するママさん清花さんシリーズ最新作。今作は雪女がテーマで北海道、福島、仙台に行く。このシリーズ特有のご当地の食べ物が相変わらず美味しそうで地元パン食べたくなった。今回の雪女の原因の出来事が悲惨すぎる。清花さんのお母さんの立場からあるキャラや犯人に寄り添う姿勢が素敵だった。2024/05/28

ユウハル

8
雪女からのイメージ通り、なんだか心の奥底から悲しくて寒くて怖い物語だった。 遺体に残されたたった一つの痣からどんな事件につながっていくのか、これは本当に事件なのか、先が見えない始まりにワクワクした。ここから始まった物語を最後まで読んで心に残ったのは雪女の哀しげな姿だった。2024/05/25

あずとも

5
過去の資料から見つかった首に奇妙な痣を持つ複数の凍死体。雪女の祟り?それとも?清花達は潜入捜査を開始する。その過程で天涯孤独だった丸山のルーツが。真相はなんとも悲しく切ない。2024/05/26

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