角川ホラー文庫<br> LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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角川ホラー文庫
LIVE 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

  • 著者名:内藤了【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2023/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041135631

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内容説明

新設部署「特捜地域潜入班」の一員となった刑事・鳴瀬清花。
かつての上官・反町から、潜入班の許へ奇妙な調査依頼が舞い込む。
「青森の旧家で起きた火災の現場から、“変なもの”が発見されたので調査してほしい」――
現場に潜入した清花たちが目にしたのは、焼け残った土蔵に保管された14体の花嫁人形だった。
謎の鍵を握る屋敷の当主は焼死。
人形の秘密を探っていく中で、清花は戦慄の真相に辿り着く! 
新ヒロインの警察小説、第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

99
シリーズ第2弾。特捜地域潜入班に配属になった鳴瀬清花の次の指令は青森。班長の運転するキャンピングカーで向かうは山奥に建つ豪邸。その豪邸は火事で焼け落ち、今や全てが焼き尽くされた残骸のみ。だが、隣に立つ蔵の中にそれは静かに佇んでいた。ここからゾワリ、ゾワリの連続。何と、和装、洋装の花嫁衣裳に身を包む14体の花嫁人形たち。等身大、うぶ毛まで繊細に…。いや、これは人形じゃない。屋敷の主は火事で焼死。清花たちは人形研究会と称して調査を始める。ゾワリがジワリ、ジワリがホロリと変わる真実の行方。親の愛は怖いほど深い。2023/06/18

ma-bo

82
特捜地域潜入班(捜査ではなく調査が主)、鳴瀬清花が主人公シリーズの第2弾。青森県にある旧家で起きた火災現場から"変なもの"が発見されかつての上官から調査の依頼が。それは14体の花嫁人形だった。前作ではなかったけど、内藤さんの作品らしく今回はホラー色のある展開。このシリーズは伝承や民俗学、風習が根底にあるストーリーになってる。潜入班チームは警察の身分を隠して調査(今回は人形玩具の研究者)、そして清花は既婚者と他シリーズ(藤堂比奈子、堀北恵平)との違いが多くて今後の展開も楽しみ。2024/03/21

yomineko@猫と共に生きる

59
鳴瀬清花シリーズ第二弾✨ママもしつつ潜入捜査も頑張る彼女!頑張れ!けど、今回は日本人形だ・・・清花はどんぐりの中から出て来る虫を怖がっているが、そこじゃないって🐛怖いのはお人形、、、だけど悲しい歴史があった。飄々とした土井とお祭り男・勇との相性もバッチリ。お人形は大切にしなければならないが間違うとこうなる😢😢😢冥婚、人形婚、親の子どもに対する愛情、としみじみしていると清花がすぐにグミ出して来てパクパウ食べるから、割と怖さが半減しているかも知れず、、、次作も楽しみ😊だけど凄い予約数だった📙2024/03/26

tomoko

46
シリーズ2作目。特捜地域潜入班・鳴瀬清花は、班長の土井と共に青森へ向かう。旧家の火事現場から発見された変なモノの調査のために。そこで見たのは、14体の実物大花嫁人形だった。人形婚、冥婚の風習については初めて知ったが、妙にリアルで人間そっくり‥とくれば、まさか!やっぱり!もしかして、藤堂比奈子シリーズの殺人鬼・佐藤都夜が登場か?と一瞬思ってしまった。想像しただけでゾクッとする感じはやっぱりホラー文庫。でも、真相に近づくにつれて見えてくる親の愛情に切ない気持ちになった。2023/06/24

がんも

42
シリーズ第2弾、火事で焼失した家の土蔵から等身大の花嫁姿の人形がたくさん出て来たこことに裏に何か事件が隠されているかもしれないと地域潜入班が動きます、冥婚という風習を通して親より先に亡くなってしまう子供達に対しての、切ないまでの親の気持ちが伝わって来ます。内藤先生のシリーズは巻を重ねるごとに面白さが増していくような気がします、動き出した地域潜入班もだいぶチームワークが取れて来たようだしこれからの活躍が楽しみ!万羽さんのキャパオーバーした姿も気になるところ(笑)2023/06/10

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