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内容説明
鼓田ミナレは藻岩山ラジオの代表MCとして、北海道の放送界一大イベント「バレンタイン・ラジオ」本番を迎えた。だが宗教団体「波の智慧派」により監禁されたAD瑞穂の救出に奔走したため、局内はミナレ不在の状況に。さらに教団による電波ジャックの脅迫を受けて現場は混乱するも、ミナレはリモート生放送で自身の出番を全うする。そして後日、麻藤の計らいで市内のコミュニティ局を訪れ、刑務所向けの番組に出演することに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
22
11巻出たばかりですが、この連載は割と時間が空くのでまたぞろ物忘れが激しくまた8巻から読み直しましたあ。何者かによって拉致された南波ちゃんを助けに行ったミナレだがミイラ取りがミイラになり、ミナレも同じ囚われの身となる。生きるのを諦めかけた南波ちゃんを救ったのは久連木さんの言葉だった。裏で糸を引いていた宗教の親玉に向かい、思いっきり腐して、時代錯誤の老害だと宣言して、ミナレなりのメディア論を勢いで論破します。なんとも頼もしい展開、次号もかなり先になると思うけど待ってます!2024/04/24
モルテン
10
ここ数巻、体感では2~3年続いていたような気がするバレンタイン・ラジオと拉致監禁事件がようやくひと段落する。同時にミナレの小気味の良い啖呵とラジオの将来性が見られてとてもすがすがしい気持ちで本を閉じることができた。ラジオ好きなラジオリスナー(FMですが)としては、ラジオはこのまま続いてほしいので、ミナレの言葉はうれしかった。2024/04/25
毎日が日曜日
8
★★★+2024/04/28
笠
7
4 新刊読了。バレンタインラジオ編終わり?まさか波の智慧派との因縁をここまで引っ張るとも思わなかったが、ここまで大それた事をした目的がラジオの愚痴ってのは、あまりにも虚しいな。まだ音波テロのほうがスケールが大きくてよかったが。教祖を喝破したミナレのマシンガントークもよかったが、その後の塚田さんの見解がすごくしっくりきた。実際、「ながら聴き」で楽しめるコンテンツとしてラジオって優秀なんだよな。2024/05/09
むきめい(規制)
5
昔は良かったっていうのは思い出補正ってのは感じるけど、古いコンテンツにしがみつける原動力よねえ。2024/05/27
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