内容説明
※電子版では一部未収録の内容があります。
『外交』Vol.84(2024年3・4月)
特集 ODA70年 問われる国際協力の戦略性
「分断と対立」が基調となる世界にあって、いかに「協調」のフェーズをつくり出すか。日本はODAを手段とした開発協力で、長く「協調」の世界をリードしてきたが、ODAの額は全盛時から半減し、かつての途上国が新興ドナーとして存在感を示す。日本が掲げる理念とは何か。そのために適した手段は何か。安全保障分野における新たな協力は可能か。2023年の開発協力大綱改定を踏まえて、次代の国際協力のあり方を検討する。
FOCUSは3年目に突入したウクライナ戦争を考察する。戦況はウクライナに厳しい。ロシアの継戦能力はどれほどあるか、そして西側諸国、日本はどう支援すべきか。
「安保三文書」策定から一年余りを経て、「防衛力強化」の実態はどうなっているのか。次期戦闘機の共同開発と第三国輸出が閣議決定されたが、与党協議のキーマン・小野寺五典議員のインタビューを掲載。そのほか、米大統領選、ロシア大統領選、インドネシア大統領選、ガザ紛争をめぐる米・イスラエル関係、ミャンマー情勢など国際情勢の分析も満載。
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- ニューズウィーク日本版 2022年 1…