内容説明
日本で唯一の若者の労働問題専門誌!
いまこそ、春闘によって労働組合が存在意義を発揮すべきときだ。「非正規春闘」のような新たな取り組みも台頭している。本特集では、春闘の歴史的な経緯や背景、アメリカの賃上げストライキの動向、日本の労働市場の現状や非正規春闘の実践を踏まえつつ、春闘をつうじた労働組合の未来を考えていきたい。
【著者】
POSSE編集部
『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。
今野晴貴
POSSE代表
龍井葉二
木下武男
黒澤幸一
目次
【特集】春闘をアップデートせよ! 非正規×インフレ危機
◆15分でわかる春闘入門
本誌編集部
◆基調論文
春闘とは何だったのか?
龍井葉二(元連合非正規労働センター長)
◆座談会
春闘はいま、無秩序な労働市場に立ち向かえるのか
龍井葉二 × 木下武男(労働社会学者・元昭和女子大学教授) × 今野晴貴(POSSE代表)
◆インタビュー
非正規労働者の賃金が上がらなければ、日本全体の賃金は上がらない
黒澤幸一(全労連事務局長)
◆インタビュー
米国労働組合の大幅賃上げに見る日本の春闘への提言
篠田 徹(早稲田大学教授)
◆論考
今年で2年目を迎えた非正規春闘
2023春闘の成果と2024春闘での広がり
青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)
◆インタビュー
学生アルバイト1人からでも賃上げを実現できる!
──非正規春闘とベイシアでの運動の経験から
茂木 楓(大学生)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shikada
12
労働問題の解決を支援するNPO法人”POSSE”の季刊誌。印象に残ったのは、年末にシフトを強要されたことをきっかけにストを始め、学生バイトが賃上げを勝ち取る話。それから、黒川伊織さんのスポットワーク研究。ホテルの給仕、倉庫のピッキング、フードデリバリー...サービス業や物流など、人手不足が顕在化している業界と、収入が足りない求職者をマッチングさせているスポットワークだが、労災が認められなかったりと待遇が悪い現場もしばしば。企業が掲げる「スキルアップ」などの副業の目的は達成されているとは言い難い...。2024/06/16
ぽん
1
特集は春闘。非正規の取り組みにフォーカスしている2024/06/02
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