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内容説明
静子の元を訪れている与六は、静子の”治世”のやり方に驚くばかり。
「国人を知りたくば民を見よ」
謙信の言葉を反芻する与六は、静子の姿に何を見るのか──。
一方、織田陣営が着々と計画を進めていくなか、反織田派の勢力も様々に考えを巡らせており…。
「小説家になろう」発人気時代小説コミカライズ、それぞれの人生が節目を迎える第15巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
22
地味な展開だけど虎視眈々と、反織田連合が頼みの綱にしている。武田家の騎馬隊を倒す新型銃を分業制て生産している静子。上杉家から静子を見て来いと言われて、静子の家に居着いていた直江兼続ですら解らないほど秘密裏に生産されていた。それ以外にもエンジンを使ってのスクリューを換装した船の実験。鉄を増産するための溶鉱炉を建築したりと大忙し。そんな多忙の中でも這い寄る織田家の人々。最後はみつおの妻、鶴姫こ出産で終わる。飲み会で、尾張の酒に溺れる直江兼続達のオチに爆笑。正座しながら潰れている勝蔵がいい味を出していた。2024/02/09
YS-56
6
望む未来をどうつくりだすか。それぞれの準備が興味深い。2024/02/09
こと
4
ちゃんと産婦人科を設立するなんて！さすがだ！この時代は助産婦居たんだっけ？お産で死亡も多かったと思う。現代知識を戦国時代に持ち込んで大革命起きそうだよね！このままではすべての未来歴史が変わってしまいそうだけど～っ？！2024/02/12
笠
2
3.5 新刊読了。上杉から派遣されてきた直江兼続が静子の施策に色々と驚く。製糸場に高炉まで作ってんだからそら驚くわな。明治どころか、大正くらいの文明レベルになってきている。ここからさらにパラダイムシフトが起こるとしたらやっぱり電気関係だろうけど、静子の専門分野は農業のはずだからさすがに電気系は無理かな…いやどうだろう。奇妙丸（信忠）がノリの軽い悪ガキ系のキャラクターなのが珍しい。電子版でいうと82ページ、急にタッチが劇画調になって驚いたが、どれが誰なんだ。何となく手前毛利かなと思ったけど元就は死んでるか。2024/02/12
こころのかおり
1
色んな工業にもたまげるけど、産婦人科を作るのがすごいと思った。いっぱい産んでいっぱい死んでた時代だし、武家ともなると跡継ぎ問題もあるしで、とても重要な部門だもの2024/03/22
