フラワーコミックスα 夢の雫、黄金の鳥籠（１９）

著者名：篠原千絵【著】

小学館（2024/02発売）

• ISBN：9784098725168

内容説明

命を賭した闘いが、今始まる――

オスマン帝国皇帝・スレイマンの後継をめぐりますます激化していく
大宰相・イブラヒムと寵妃・ヒュッレムの対立。
そんな折、ペルシア遠征から皇帝・スレイマンとイブラヒムが
2年ぶりに帰朝することに。
それはついに、ヒュッレムとイブラヒムの命を賭した闘いが始まることを
意味していた･･････。
後宮（ハレム）での権勢を我が物としたヒュッレムと、彼女がかつて愛した
ひとりの男・イブラヒム。
ふたりの運命が結末に向かい、大きく動く――！！！

篠原千絵の描く、ロマン・サーガ、ついに次巻が最終巻･･････！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[雪紫]

イブラヒムへの追い詰めが始まる・・・。篠原さんの長編主人公って甘ちゃんないい子多めだった分（流風や蒼子とか）、将来の悪女化の貫禄がここ数巻でゆっくりと、でも確実に滲み出ておるわ・・・。ハディージェさまも協力者の貫禄まで・・・。イブラヒムの過去編やった分、ラストのヒュッレムから逃げてー！とは言える雰囲気じゃない。

2024/02/09

[どあら]

治療中に購入して読了。ヒュッレムとハディージェさま、スレイマン陛下とイブラヒム・パシャのこれからが楽しみです❗😄💖

2024/02/23

[空のかなた]

皇太子の座を巡って、ヒュッレムとイブラヒムの反目が激しくなっていく。そして皇帝一人に対して「妾」は一体何人ほどいたのだろうか？その中で生き抜くための戦いを挑んでいるヒュッレム。スレイマンに「閨でのおねだり」として息子を帝位につけて欲しいと囁くシーンは艶っぽさもなかなか。スレイマンの「血筋等気にしない」との唐突な言葉にヒュッレムが「ぎくっ」とするシーンも見もの。後半は幼いころのイブラヒムとスレイマンの絆の回想。長いけれど、この忠誠心をここで描くことで次刊の最終巻への布石となるのだろうと思った。

2025/11/17

[サン]

夢の雫シリーズ19巻。ヒュッレムとイブラヒムの確執。この物語はどのような終着をみせるのかハラハラする。

2024/02/25

[金色]

本当に血筋ではなく能力で王様決めた方が国は収まると思う。

2024/04/13