内容説明
世界史を創った2大文明の基礎
仏教/ヒンドゥー教/道教/儒教をビジュアルで理解する
かつて世界の富の8割は東洋にあった。
現代西欧型文明の混迷から再び見直される、21世紀の東洋の叡智
14歳から読める! わかる! カラ―図版満載!!
図解でわかる「世界の宗教と文化」シリーズ!
●Part1 インドの古代宗教ヴェーダの時代
●Part2 仏陀とインド仏教の誕生
●Part3 インド民衆の宗教ヒンドゥー教
●Part4 古代中国の宗教
●Part5 シルクロードの仏教とその他の宗教
【目次より】
ヴェーダ神話がインド宇宙を創造 この宇宙が東洋の世界創造の基礎に/バラモン教が身分制度(カースト)を生む/青年シッダールタの覚醒から世界宗教の仏教が誕生/仏陀の教えはなぜ人々を魅了したのか/インドの大乗仏教の密教化はヒンドゥー教との勢力争いの結果/インド仏教最後の光芒はタントラ仏教/ヒンドゥー教の神々 その絢爛豪華な面々/ヒンドゥー教の聖地巡礼/モンゴルイスラム教徒がムガル帝国をつくった/「気」が全てを生成し、「天」が全てを支配する/道(タオ)を説く中国独自の宗教/天と地の意思を知る「太極」の思想/道教・儒教と融合し中国仏教が生まれた/チベット仏教とその波乱の歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん@絵本童話専門
2
この図解でわかる宗教のシリーズを全部読みましたが、1番複雑で難しく、何度も読み返しました。それだけインドと中国の宗教は多層的で入れ替わりが激しかったのだとわかります。これを読んでもいまだに道教、陰陽道、儒教の違いがはっきりとは分からないでいます。インドにイスラム教が入ってきて仏教はなくなり、ヒンドゥーは残ったというのは、支持層の違い(ヒンドゥーは農民)によるものという認識で良いのでしょうか。まだまだ背景の歴史など知らねば理解しきれないなと感じました。それだけ盛りだくさんな一冊でした。2024/10/14
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