時代小説文庫<br> 日雇い浪人生活録(十五)金の蠢動

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時代小説文庫
日雇い浪人生活録(十五)金の蠢動

  • 著者名:上田秀人【著者】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 角川春樹事務所(2023/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758446013

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内容説明

将軍家重の治下、江戸に流れ込む者が増えた。無宿者たちは、地元の博徒の習わしを無視して町中での横暴や商店への暴挙を働き、治安が悪化。そのため、財十万両とも言われる両替商・分銅屋をこれまで幾度も盗賊から守ってきた用心棒・諫山左馬介は、浅草界隈でちょっとした有名人になっていた。商家は左馬介のような用心棒を求め、町奉行所は無宿者狩りに着手するが──。一方、先代吉宗からの遺命「米から金へ」の改革がなかなか進まぬことに焦れた田沼意次は、権力を欲するようになっていた。大人気シリーズ、第十五作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

57
親の代からの浪人である諫山左馬介の活躍の物語です。時は、徳川幕府第九代将軍、徳川家重の治世(在任:1745年 - 1760年)。甲州流軍扇術の遣い手の左馬介は、親の代からの浪人で日々食べていくのがやっとであったが、浅草に店を開く江戸屈指の両替商・分銅屋仁左衛門に仕事ぶりを認められて月三両で用心棒として雇われる。なお、江戸時代の一両の価値は、幕始(1600年代)は10万円ぐらい、幕末(1800年代)頃は、約6万円ぐらいです。2024/01/09

baba

22
親の代から浪人の諌山左馬之助が用心棒を務めるこのシリーズは権力に阿ることなく、日々を感謝する左馬之助のたんぱくさが好きでしたが、今作は出番なし。無宿人に手を焼き、治安の悪化に頭を悩ませる町奉行の無能が描かれ、次作を期待したい。2024/03/17

Atsushi Kobayashi

17
ちょっと久しぶりに定番。。。 これは、どっちの展開になるのでしょうね2023/11/15

蕭白

6
前回の続きがどうなったのか・・・。ちょっと消化不良な感じでした。2024/03/02

蕭白

6
良かったです。早く続きが読みたいです。2023/11/16

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