時代小説文庫<br> 日雇い浪人生活録(十四)金の足 き

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時代小説文庫
日雇い浪人生活録(十四)金の足 き

  • 著者名:上田秀人【著者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 角川春樹事務所(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758445344

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内容説明

浅草で指折りの豪商・分銅屋が、今をときめくお側御用取次・田沼意次と繋がりがあることを知られれば、ますます賊徒に目を付けられる。またも不穏を察したある日、田沼邸を訪ねた分銅屋は、店の財を狙う者を報告した。すると帰り際、「当家にかかわりのある者を狙うなど、田沼に戦を仕掛けるも同然」と、一罰百戒のために警固の家士をつけると言い出した。一方、金にとことん窮した会津は……!? 続々重版の大人気シリーズ、波乱の予感の第十四巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

60
美女が周りをかためる用心棒・諫山左馬介の活躍の物語です。時は、徳川幕府第九代将軍、徳川家重の治世(在任:1745年 - 1760年)。甲州流軍扇術の遣い手の左馬介は、親の代からの浪人で日々食べていくのがやっとであったが、浅草に店を開く江戸屈指の両替商・分銅屋仁左衛門に仕事ぶりを認められて月極めの用心棒として雇われる。その左馬介に御側御用取次の田沼主殿頭意次が、凄腕の御庭番で美しい柳橋芸者・加壽美(かすみ)を監視に付けると。少々年増だが美人の分銅屋の女中・喜代(きよ)とで左馬介の取り合いが始まる。2023/05/13

baba

30
いつの間にシリーズ14作目。回を追うごとに左馬介が強くなっている。お決まりのように会津藩は自分の都合の良いように考え、無茶を言ってくる。分銅屋の財産を得ようと、藩籍簿を改ざんという愚挙にでる。2023/04/22

蕭白

6
意外と続いています。回を追うごとに主人公が強くなっているような・・・。2023/02/28

わたしは元気

5
なんてこと。会津のなりふり構わないやり方。 つぎ、早く出ないかしら。 楽しみ。2023/03/08

バッカス

3
加壽美への動き、会津藩の作戦が中心の展開。剣のシーンはカッコいいなあ。2023/08/28

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