少年サンデーコミックス 葬送のフリーレン（１２）

著者名：山田鐘人【原作】/アベツカサ【作画】

小学館（2023/12発売）

• ISBN：9784098530304

内容説明

英雄たちの生き様を描く前日譚ファンタジー


勇者一行として魔王を倒し、その後も

長く生きるエルフの魔法使い・フリーレン。

女神の石碑に触れた途端、

彼女の意識は過去へと遡る――

物語は、過去を慈しみ、未来に希望を託す。

英雄たちの“未知”を旅する前日譚ファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 零細企業営業]

時間を逆行したフリーレンは、勇者ヒンメルとの旅の途中の時に戻ってしまった。普段と違うフリーレンを見た一行は黙って見守っていたが。フリーレンが80年後から来たと告白。その後、フリーレンが元の時間に帰れるようにと旅を続けるが。女神の石碑の資料は見つからない。それならとハイターが修道院ならあるかもしれないと言い。探すも其処にもない。そうして旅を続けていたら。ヒンメルの剣を作った鍛治師と出会い、彼から大きい修道院があると聞き、其処に向かい資料を調べたら戻り方の方法が書いてあったが、それは何十年も時間がかかる方法だ

2023/12/18

[Book Lover Mr.Garakuta]

【おきな書房】【熟読】：面白かった女神のパワーで、時空間移動したフリーレン、ヒンメル意向と元の時代に戻る方法を探し回る。魔族との新たなる展開に。

2023/12/19

[ゼロ]

女神の石碑に触れたフリーレンは、勇者ヒンメルがいた過去へと戻る。勇者ヒンメルらの会話は、これまでに作中で語られてきたが、ここに来てじっくりと語られるので、何とも言えない気持ちに。未来のフリーレンが、過去に戻り、何気ない会話をスルーしていたことを気付かせる機微の書き方は素敵。ヒンメルの偽物の剣が、本物の剣になるよう研ぎ澄ましたり、魔族の幻影でヒンメルがフリーレンの結婚式が行われる描写は、切なくも、苦しい。魔族は未来から来たことを嗅ぎつけてるし、果たして、フリーレンは元にいた時代に戻れるのだろうか。

2024/01/21

[kazmimagica]

時系列が乱れる、乱れる。ややこしいが、緻密な展開は快感。フリーレンの時間渡航、複雑な感情、蘇る大魔族たち。広がる大風呂敷、ますます目が離せない。次巻は春か。待ちきれんぞ！

2024/02/03

[眠る山猫屋]

８０年前には無かった魔法は使えないという縛りが素晴らしい。そしてヒンメルたち勇者一行との(過去の)旅を噛み締めるフリーレン。おまけのカードはザインを選びました、真面目な顔をしたザインw

2023/12/19