集英社オレンジ文庫<br> これは経費で落ちません!11 ~経理部の森若さん~

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集英社オレンジ文庫
これは経費で落ちません!11 ~経理部の森若さん~

  • 著者名:青木祐子【著】/uki【イラスト】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 集英社(2023/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086805261

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内容説明

結婚に向けて、本格的に動き始めた沙名子と太陽。いまは東京と大阪で別々に暮らしているが、結婚したら一緒に暮らすことになる。しかし一緒に生活をするとなると、決めなければならないことがあまりに多い。交際は順調な沙名子と太陽だったが、食い違うことも多く沙名子の不安は積み重なっていく。年始の休みを利用して、お互いの実家へと両親に挨拶に行くことになったのだが……? 仕事は続けるのか、家事はどう分担するか、婚約指輪や結婚指輪は買うのか、結婚式は挙げるのか、どちらが名字を変えるのか、などなど。沙名子は結婚へと向けてタスク表をつくってひとつずつ処理していこうとするのだが……結婚準備は大変すぎる!?

目次

第一話 指輪を買う
第二話 実家を訪問する
第三話 友人と会う
第四話 会社に報告する
エピローグ ~怒る真夕ちゃん~

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

217
自分の結婚前のことを思いだしました。沙名子も太陽も、お互いに納得できる準備をして、幸せになってほしい。太陽は優しい。自分なら沙名子とは、つきあえない(笑)。結婚準備の話だけで終わるのかと思ったら、ちゃんと会社での話もあり、ホッとした。社内結婚も大変だあ。同僚達には内緒のつきあいだから、報告するうえで、外堀から埋めていくのは、いい作戦だったね。エピローグの真夕ちゃん、いいリアクションでかわいいなあ。今作のタイトルは『これはマリッジブルーではありません~結婚前の森若さん~』に変えた方がいいね。 2023/12/27

ゴルフ72

114
これまでずっと読んできた、見てきた森若さんと太陽君の性格が一番際立った作品でした。でも随所に二人の幸せ感が漂っています。周りの人たち、そして両家の父母に祝福されたのが一番かな?エピローグ怒る真夕ちゃんが良かったなぁって!2023/12/16

aoringo

98
交際2年の社内恋愛を経てとうとう結婚へ。実家への挨拶、会社への報告、指輪結婚式披露宴はどうするか、そして沙名子手作りの結婚までのタスク表。何気に沙名子からのNGは多い。太陽ですら少し引いていたけど熱々な内はそんな所も可愛く映ってしまうのか。勉強になりました。会社のみんなにもあっという間に知れ渡ってこれからどうなるのか楽しみ。2023/12/08

ツン

92
一番好きな落語は「ねぎまの殿様」です。江戸時代のねぎまは鶏肉ではなくまぐろを使っていて、お殿様がまぐろとネギの青い部分と芯で作ったねぎまを気に入って、三毛の「にゃあ」と呼ぶ話なんです。森若家の三毛猫の名前が「まぐろ」なのはきっとねぎまの殿様インスパイアと嬉しくなりました。もちろんストーリー自体もすごく良かったです。2023/12/16

南北

91
いよいよ結婚に向かって準備を進める2人だが、沙名子の視点から女性ならでは(?)の感覚で語られるのが興味深い。ちょっと神経質なような気もするが、男には気づくことのできないことだと思った。お互いの実家訪問は予定通りにいかないこともあり、「ダンジョン」と表現するのは森若さんらしい。それ以外にも生活費や名字の問題など沙名子のいう「団体戦」に移行するには懸案事項がいろいろとありそうだが、また以前のようなお仕事小説にもどっていくのだろうか。2024/02/24

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