光文社文庫<br> 蘇れ、吉原~吉原裏同心(40)~

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光文社文庫
蘇れ、吉原~吉原裏同心(40)~

  • 著者名:佐伯泰英【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 光文社(2023/10発売)
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  • ISBN:9784334100711

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内容説明

寛政五年十一月、江戸を見舞った大火事の後、吉原に大勢の客が押し寄せる。その正体を巡り、会所八代目頭取四郎兵衛と一人二役の裏同心神守幹次郎は苦悩する。さらに困窮する切見世女郎らを救うため、幹次郎の密命を帯びた澄乃を、これまでにない危機が襲う! 新たな敵が触手を伸ばす中、吉原を苦境から救い出そうとする廓の人々、それぞれの祈りが交差する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

91
今回も愉しませてくれました。江戸で大火事が起こり、吉原も寂しくなると思いきや結構な人が来て混雑します。これには裏がり、それを危惧する吉原会所の人物がいたりしますが、そこで火事にあった人々のために炊き出しをしようとします。そこへ慶長小判が投げ込まれたりして吉原をめぐる陰謀が発生します。それに対しての主人公と女裏同心の活躍により解決が見られます。2023/10/23

はにこ

53
火事のあとの不況に喘ぐ吉原。食うのにも困る生活ぶりを見かねて幹どのが動く。って言っても今回は澄乃が大活躍だった。えた、非人の暮らしぶりの酷さを知り、成長して帰ってきた澄乃。やせ衰えた姿になってしまって可哀相だった。さてそろそろマンネリ気味だし、大団円を迎えても良さそうね。2024/02/26

やま

50
官許の遊里吉原の運営に携わる四郎兵衛会所の八代目頭取・四郎兵衛に就任した神守幹次郎は、八代目頭取・四郎兵衛と、示現流と眼志流居合の遣い手の裏同心のひとり二役で活躍する物語です。が、この一人二役が、どうも変である。寛政五年(1793)十月二十五日夕刻、下谷茅町二丁目付近より出火、この界隈の武家屋敷、町屋残らず北風に煽られて火はお城の堀に迫ったが日本橋魚河岸にて焼け止まった。この影響で、吉原の客が少なくなり、このまま続けば下層の遊女たちが困窮し、明日のめしの費えさえ、ないようになることを心配して。2024/07/31

Syo

16
これまた いいねぇ2025/02/19

Abercrombie

6
嫌味なレギュラーが面番所同心の村崎しかいないってのが問題だよなあ。主人公に絡む役割は、すべてこいつに廻らざるえなくなって不自然なこと極まりない。今回は澄乃にフィーチャーした話。修行や交渉で大活躍であったものの、強敵との闘いまでは任せてもらえないのだな。2023/11/15

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