内容説明
吉原会所の頭取四郎兵衛の傷がようやく癒えた折り、またも吉原が脅威にさらされた。裏同心神守幹次郎は、いまだ復調ならぬ四郎兵衛に伴って、吉原の秘された過去を記す「遺文」があるとされる鎌倉へ向かう。そこで彼らを待ち受けていたのは、過去最強の刺客たちとの戦いと、吉原存続をかけて守るべき重大な真実だった。鎌倉を舞台に、御免色里の運命が決する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かず1号
4
前前作から続く吉原乗っ取りに暗躍する一党との決着編。四郎兵衛もようやく退院の許可が出て吉原へ・・と見せかけて鎌倉の建長寺へ大昔に幕府と吉原が交わした契約書(遺文)の確認へ。佐吉は遺文に関わる人物の牢屋内で殺人を目撃し出所時に命を狙われる、それを幹次郎に助けられ遺文が裏に絡む事が判明。やっとケリがついて幹次郎も新たなわが家に帰れる。頭上を覆う雲が晴れた今、明るく読めるであろう次巻が楽しみだ。2026/05/26
りゅうのすけ
2
吉原というのはやはり大きな利権があるのでしょうか…いつも誰かがそれを狙っている。今巻は四郎兵衛と幹次郎の二人が中心となって物語が展開されます。また、鎌倉の歴史も面白かったです。まだシリーズの中盤ですが…次は何が起こるのやら…。2026/01/04
Happy
2
吉原尊属の鍵をにぎる重要文書をめぐって鎌倉へ行く四郎兵衛と幹次郎。それを阻止しようとする最強の刺客たち。今回江戸は川が重要な交通手段だったことがわかる。陸路よりも渋滞が少ないし。余談だが、鹿児島にも大型クルーズ船が多数入港するようになった。櫻島も霧島も指宿も主な観光地は海から行ける所が多い。渋滞が起こる陸路より、船を使ったオプショナルツアーをもっと活用すればよいのに。2023/07/17
atsut101
1
古都・鎌倉に向かった四郎兵衛と神守幹次郎。面白かった。2026/04/06
へたれのけい
1
世代を重ねた記録となるとお寺さんが登場。お寺との関係が薄くなってる現代の記録を、将来調べるなら役所のお世話になるのか。今でも社会派の推理小説はそうなってたりするか。 雑文でした2025/05/29




