光文社文庫<br> 流離 決定版~吉原裏同心(1)~

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光文社文庫
流離 決定版~吉原裏同心(1)~

  • 著者名:佐伯泰英
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2022/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334793302

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内容説明

安永五年、豊後岡藩の馬廻り役・神守幹次郎は、意に沿わぬ婚姻に苦しむ納戸頭の妻・汀女と出奔した。幼馴染の二人は妻仇討の追っ手を逃れ、当てのない流浪の旅に出る。やがて江戸に出た幹次郎たちは、幕府が唯一許しを与えた遊廓にして千金の町と謳われる吉原遊廓の前で、汀女の弟・信一郎の危難に出くわすのだが――。幹次郎と汀女、二人の伝説がここに始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

72
吉原裏同心 決定版「流離」1巻。10年振り決定版での再読です。面白いですね一気読みでした。2022/11/05

アイシャ

30
最初に発表されたのはいつだったのだろう。少々乱暴な内容だ。昔の時代劇はこんな感じだったのかな。借金のかたに金貸しの男と結婚した汀女を、幼馴染の幹次郎が連れて逃げる。追手がかかる。残された家族の不幸はどうなるのか?闘いのシーンが残酷すぎるし、逃げ回った挙句に吉原の裏同心、言葉を換えれば殺し屋になる幹次郎。汀女は女郎たちに詩作を教えながらスパイみたいなことをする。何かこの二人に心が欠けた感じがする。姉の出奔のせいで死に追いやられた弟もかわいそうだし。ドラマがヒットしたのですね。2025/04/21

jima

10
図書館。再読。豊後岡藩の神守幹次郎と汀女が江戸へ逃走。吉原で活躍。2023/01/15

たけはる

10
なんというか水戸黄門的な、一閃の下に主人公が敵を成敗する、という流れがはっきりしている話だなあと感じました。読んでいて安心感はあります。2022/10/02

Yoko Kakutani 角谷洋子/K

4
剣戟のシーンとか迫力ありますね。女を吉原が守っている、云々の表現に隆慶一郎の影響を感じたり。 主役二人が駆け落ちていく流転の日々に情感がありましたね。2023/05/01

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