内容説明
大籬の遣手のおしまが首吊りに見せかけて殺された。胸元に菖蒲の花が差し込まれた意味と悲しい顛末とは。一方、吉原会所の用心棒・神守幹次郎はおしまの生まれ在所に遺髪を届けるため、会所頭取・四郎兵衛らに同道し信州へ赴くことに。道中、一行を狙う何者かの視線に気づく幹次郎。信濃へ向かう峠路で十五年前の恨みを持ち襲いかかる卑劣な敵を迎え討つ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
72
吉原裏同心 決定版「遣手」6巻。大籬の遣手おしまが首吊り自殺に見せかけられ殺害されたことから、おしまの在所信州へ、会所頭取四郎兵衛たちと遺髪を届けることに・・・吉原の外での道中記楽しめました。2022/11/28
へたれのけい
2
続きものにたまにある、いつもの地元を離れいつもの雰囲気を変えての道中でのあれこれ。 そこでも幹次郎はツヨイぞ。2025/05/06
りゅうのすけ
1
吉原の中では金や欲にまみれ、非道なことが起こる。その中で吉原会所の役割は重要なのでしょう。四郎兵衛さんの情のある判断がいいです。幹次郎さんの仕事もいろいろなことがありたいへんそうです。2025/05/31
RN
1
遣手は「やりて」と読み、遊女の教育をしたり、客との間を仲介したり、と、この世界特有の仕事を営む方々。 現代の「やりて」の語源なのだろうか。 この巻では遣手の「おしま」が殺された事件を解決した四郎兵衛と幹次郎らが彼女の故郷に遺書や遺産を届けに行く道中の事件や遺産を巡る争いを解決する様子が描かれる。2023/02/28
atsut101
0
自殺に見せかけられて殺された遣手の無念をはらすべく、神守幹次郎が活躍する。面白かった。2025/08/27
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