講談社文庫<br> 浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン

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講談社文庫
浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン

  • 著者名:青柳碧人【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 講談社(2023/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065330951

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内容説明

「キューショーサンジュツ? なにそれ?」
数学テロ組織「黒い三悪定規」のメンバーによる、立てこもり事件が発生した。犯人たちは5階建ての図書館に人質を取って立てこもる。彼らが投げかけてきた問題は古代中国の数学。当然、警察官たちの手に負えるものではなく、我らの救世主、数学少女の浜村渚が現場に向かう。数学のラビリンスと化した巨大図書館ビルを浜村渚は攻略できるのか!? その他3編を収録!

大人気シリーズの最新刊が久々に登場!講談社文庫書下ろし。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

50
本シリーズは「9さつめ」以降、新たな数学の知識が得られるようになり、ますます楽しみだ。本巻も古代中国の九章算術や、インドのラマヌジャンのことを知ることができた。ただ、九章算術は紙面の都合だろうか、計算の過程を詳しく説明できなかったみたい。また、ベクトルを勉強した記憶はあるが、虚数iの他に2乗すると-1になるj、kを創出したハミルトンの四元数は知らなかった。「電卓が愛を語る話」は黒い三角定規の事件ではなかったが、渚の優しさが最後にあふれ出す短編で良かった。2023/11/15

オザマチ

32
ラマヌジャンのエピソードがいっぱいで面白かった。2023/09/23

さくりや

28
浜村渚、カムバック!4年振りの新作だというのに何の特別感もなくいつもの彼らでいてくれる彼らが好き。本シリーズの短編集だと1番最後に収録される作品が1番力が入っている傾向があるが(どの短編集もそうか)、やっぱり「ナマギリにきいてみろ」が1番面白かった。色々と非現実的ですっとこどっこいな設定にポンチ絵調のイラストが似合っている(褒めている)。これからはもう少し早い間隔でシリーズ刊行されるのかな?2023/09/16

coco夏ko10角

22
シリーズ12冊目。約四年ぶりの新刊。久しぶりで少し不安だったが読み始めるとちゃんと色々思い出す。『電卓が愛を語る話』がよかった。あとラマヌジャンって本当にすごいなと。2023/12/14

ぜんこう

22
待ちに待った4年ぶりの新刊。今回は(和算のもとになった)中国の数学、ベクトル、電卓、そして副題にもある天才ラマヌジャンのインド数学。浜村渚に警視庁の武藤、大山など、そして数学テロ集団のドクター・ピタゴラスやキューティー・オイラーもみんな元気(笑) 毎回知らない数学者や数学の世界を(面白おかしく難しく)見せてもらえて今回も満足。まだシリーズは続きます。次巻をひたすら待ちたいと思います。2023/11/21

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