内容説明
名古屋のテレビ塔が爆破され、あのテロ組織がカジノの地下から犯行声明を出した。ルーレットゲームで、もし玉が黒い数字に止まったら更なる爆破が起きるという。「数学的に絶対に負けない」と豪語する敵・マーチンゲールを浜村渚はどう墜とすのか!? ほか「組み合わせ」や「レピュニット数」をテーマにした数学×キャラミス全4編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobby
116
シリーズ9さつめ表記の11作目。さすがに本筋はマンネリ感が強いかな…「黒い三角定規」は謳われど、大物は影を潜め小物が次々ではキリがない(笑)それでも「通算11冊目の第1話は1並びのレピュニット数にしよう」の計画通りにシリーズ続いての達成はお見事!今回の確率系は組み合わせ探るところまでOKとは相変わらず算数得意止まり…4篇の中では2話での不等号の鮮やかな逆転オチが一番のお気に入り♬ようやく最終話で登場のキューティー・オイラーへの期待は半端ない!そしてエピローグでの衝撃は今後の急展開への布石となるのか楽しみ!2021/08/20
ダイ@2019.11.2~一時休止
91
連作短編集。レピュニット数が印象的でしたが、確率と恋模様のお話だった最終話が一番好き。2019/05/28
さくりや
61
もう11冊目ですか。1巻を読んだときはこんなに長く続くとは思わなかった。めでたいなあ。順列と組み合わせが懐かしかった。2019/04/16
saga
58
9さつめは男女の愛憎が絡む4作。レピュニット数という新たな数学知識が得られた。このシリーズ、奥が深い! 不等式の通分のやり方もすっかり忘れていたが、そこに事件を解くヒントがあったなんて……。「新宿恐竜大戦争」は、乗用型恐竜ロボット。『空想非科学大全』の記述を思い出してニンマリしながら読み進めた。PとC、懐かしい順列・組合せだ。特にCの計算方法を忘れているぞ。「恋人たちの赤と黒」は期待値。まんまとキューティーオイラーに逃げられて、この後の展開が一波乱ありそう。2023/01/06
さばかん
53
いつもよりもラブ要素が多めな9さつめ(シリーズ11作目)。 2番目の話が好き。 レピュニット数はなかなか面白かった。2019/05/21
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