放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件

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放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件

  • 著者名:知念実希人
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • ライツ社(2023/06発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
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  • ISBN:9784909044457

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内容説明

本屋大賞ノミネート作家が書いた、9才から大人まで楽しめる本格ミステリ!  
あの知念 実希人が本気で書いたシリーズがついに創刊!
 
考えることの楽しさ、気持ちよさがわかる! 
「人生初の伏線回収」を子どもたちへ! 
 
「大人のミステリ小説とまったく同じ手法で書きました」 by 知念 実希人  
 
依頼人は、先生。学校で起こるふしぎな事件。 
子どもたちが「人生で初めて読むミステリ」を目指しました。 
殺人事件はない。でもトリックは本格的。 
安心して読めて、しかも親子で楽しめる一冊になりました。 
漢字にはすべて、フリガナつきです。 
 
(あらすじ) 
夜の学校。プールに放たれた金魚。だれが、なんのために? 
4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す! 
「ぼくは読者に挑戦する」 
名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるかーー? 
 
(もくじ) 
1 ミステリトリオ参上 
2 ひみつきちの三人 
3 お祭りの夜 
4 夜のおじぞうさん 
5 だれが金魚をはなしたか? 
6 名探偵の名推理 
 
挿し絵には、キャラクターがとっても躍動的な「Gurin.」さん 
シリーズとして、2023年冬に第2巻、2024年春に第3巻を刊行予定。 
第2巻は「雪のミステリーサークル」です。お楽しみに!  
 
 
<読者からの感想も続々!> 
 
本格ミステリ作家の書く児童向けミステリって一体どんなお話だろう…と、興味深く読ませていただきました。 
小学生が主人公で、起こる謎も誰かを傷つけるようなものでなく平和な世界。 
だけど、大人顔負けの鋭い推理力や、伏線回収もちゃんとあって、しっかりとしたミステリ小説。 
最後までワクワク。とても面白かったです。 
(図書館関係者) 
 
「ようこそ。ミステリ好きの人生へ」という始まりの言葉にワクワクする。 
殺人事件やお化けや超能力は出てこないけれど、しっかりと本格ミステリのお作法に則ってWho・Why・Howの謎解きの面白さを味わわせてくれる。 
終盤「読者への挑戦」もあり、これをミステリの入門書にできる子どもたちが羨ましい。 
ぜひとも小学校の教室や図書室に置いてほしい1冊。次巻も楽しみ! 
(一般読者) 
 
人が死なないやさしいミステリで、楽しみながら論理的思考を鍛えるのにとてもいい小説だと思います。 
(図書館関係者)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

489
知念実希人さんの初のジュブナイル・ミステリーの一冊目で殺人事件はなく小学4年生の三人組、辻堂天馬、柚月陸、神山美鈴がミステリクラブを結成して学校で起きる謎の数々に挑みます。私は古いですがユーモラスなマガーク少年探偵団シリーズを思い出しましたね。そうですね、まあ子供から大人まで楽しめるといいながらも幅広い年齢層を楽しませるのは難しい思いますが、中々に困難な分野に挑んで知念さんに頑張って欲しいですね。本書を読むと、どんなに些細な手掛かりも何らかの意味があって最後に真相に結び付くというミステリの基本を学べます。2023/07/08

starbro

375
2024年本屋大賞ノミネート作10/10、コンプリートしました。知念 実希人は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、ジュブナイル・ミステリ、面白くなくはないですが、本屋大賞のノミネートに関しては、賛否が分かれるところです。児童書や絵本等まで範囲を拡げると、本屋大賞の焦点がぼやけてきます。 https://wrl.co.jp/2023/06/05/mystery_club_1/ 本屋大賞の予想はステイです。 https://bookmeter.com/mutters/2639407432024/02/19

美紀ちゃん

201
10冊完読。児童書が本屋大賞にノミネートされるのはとても珍しいことだと思う。かなりレア。この本は159ページで薄くルビ付きで低学年でも読めると思う。ラストにミステリ小説が紹介されている。あとがきが良い。知念さんの小学2年生の時の読書体験など。本を読むことはきっとみんなの人生を豊かにしてくれると。書店員さんにはこのあとがきが刺さったのだと思った。なるほど。本を売りたい!私も、子供たちに読書をしてほしい!子供のうちに「読書って楽しい!」という経験をしてほしい。書店員さんの、この本を推したい理由に納得。2024/03/02

きいたん

179
なるほど!この本が本屋大賞候補になった源は書店員さん達の本への愛だ!これは『Theミステリ入門』の1冊!魅力的な3人が日常の謎をそれぞれの特技と鮮やかな推理力で解き明かす。児童書なのですぐに読む事ができるが、その少ない分量の中で数々の伏線が1本の線に繋がり、読者への挑戦までなされてしっかり解決!これは初めてミステリを読む子ども達はハマるでしょう♡元々読みやすい知念さんの文章が更に進化し、しかも物語中に往年の名作も登場して作者のミステリ愛が溢れている。全国の小学生よ、この本を読んでミステリ好きになりなさい!2024/02/17

OSOGON15

168
知念実希人さんの初児童書ですね。2024年本屋大賞9位。サクッと読める謎解き、挿絵も可愛いし子供達にちょうどいい感じ。ミステリーの面白さを子ども達が知ってくれて、将来、知念先生のような作家さんになってくれると良いな。『そして誰もいなくなった』『オリエント急行の殺人』読みたくなりました。2024/04/09

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