ジャンプコミックスDIGITAL 怪物事変 19

著者名：藍本松【著者】

集英社（2023/07発売）

• ISBN：9784088834979

内容説明

京狐の小紅羅と石鎮の血を引く紺を番わせ、藻さまの仔を生させようとする米。ですが、神儀の最中に突如として乱入した花楓により辺りは騒然。その混乱に乗じて虎視眈々と陽結石を狙っていた野火丸や、紺の救出のために頼電が動き出すのですが、神儀を妨げられた米は激しい怒りを顕にするのです。里中の信者の命を贄に力を得た米はとても恐ろしく、それは花楓たちの下へ向かう夏羽と椿妃にも向けられて…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[つばめ]

野火丸はやっぱり息子なんだね。不穏な感じもするけど、救いがあるといいなあ。

2023/07/13

[よねはら]

四国狸の里で赤城達と戦った時もでしたが、章ボスデザインがゲーム好きとしてアガるものばかりですね。神々しい教祖がだんだんと醜い肉の塊になる様子、最高です。しかし米もまた自分で立っていられず考えることを放棄した哀れな被害者の一人。自立したギャル、君だけが頼りだ。

2023/07/15

[れい]

【図書館】前巻を読んでから時間が経っており、物語にチューニングするのにやや時間がかかってしまった。野比丸の目的が彼の口から語られるが、真意は如何に?結石が結合して何が起こるんだろう?米様はあはれとしか言えない。

2024/05/12

[祐樹一依]

【○】むしゃむしゃしちゃうやつ。

2023/08/16

[かなっち]

★★★★★とうとうクライマックスを迎えた、京狐の里編…第19巻です。京狐里長の洗脳になすすべ無しかと思われた前巻でしたが、夏羽君の発想と素直さに救われました。おまけに、『昨日の敵は今日の友』状態に胸が熱くなって。野火丸や頼電さんとの共闘に、花楓の成長…と嬉しい展開だったのです。死んだと思った、あの子も生きてましたしね。ただ、夏羽君の提案に、野火丸が乗ってくれなかったのが残念でした。ですが、野火丸の望みも分かり、益々好感を持ちましたが。そんな中…石を食べてしまった花楓に、はるさんの予言は当たって→

2023/07/12