ジャンプコミックスDIGITAL 怪物事変 15

著者名：藍本松【著者】

集英社（2021/11発売）

• ISBN：9784088828091

内容説明

業火に巻かれた裏屋島で起きた二匹の狐による襲撃事件は、憧れ続けた安らぎの炎にその身を焼かれた赤城が倒れたことで終結したのでございます。辛くも屋島を守りきり、安堵する夏羽一行と四国狸にございましたが、傷ついた体以上に心は疲弊しておりました。そのような中で、捕らえた花楓の処遇や、残された結石について話し合っていたところ、さらなる悲しみの報せが屋島を包み込み…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雨]

相変わらず夏羽くんはいい子。それに紺と綾が仲良く見えるのがいい。伊予姫も心に傷を負ったがそれが悪化しなくて良かった。いよいよ次から飯生さんの秘密に迫るのかな？新キャラいっぱいだし楽しみ。

2021/11/06

[毎日が日曜日]

★★★　長としての立場と責任。

2021/11/07

[ケー]

展開としては結構単調ではあるけれど、どこか引き込まれてしまう。まだまだ続きそうで楽しみ。

2021/11/20

[よねはら]

太郎太の求めるリーダー像は強い独裁者という感じですね。そういう指導者の方がいい場合もありますが、当人に罪と向き合い反省させる機会を設けるのは現代の司法に通じるものがあり、今を生きるものの判断として良かったと思います。怪物退治のエキスパート、現代版源頼光一行との出会いも楽しみです！

2022/01/11

[かなっち]

夏羽君の良いコぶりに、心が洗われるようです。カッコ可愛くて、新刊を読むたびに好きだなぁと思っちゃいます。ただ、夏羽君と違っておバカそうな花楓が、ちゃんと学べるかは甚だ疑わしいですが。そして、新たに頭領に就任した伊予姫の成長を願いつつ、一行は京都に向かいます。また新たなキャラが登場して次巻が楽しみですが、狸への異様な敵対心が気になるトコロですね。…それにしても、ツナマヨの正体や性格が意外で、ギャップが面白かったです。

2021/11/06