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内容説明
王妃アン・ブーリン、その運命の日――
激動の1536年――
前王妃キャサリンの訃報が届いた半月後。
その呪いか宿命か、馬上槍試合で王は落馬、
待望の王子出産直前だったアン・ブーリンは流産をしてしまう。
焦った兄ジョージの失策も重なり、王の寵愛を失ったアンは
不貞の冤罪をかけられ、無情にも処刑を言い渡される。
“王妃は、まだ生きている”
託された手紙を読んだウィリアムは、必死に馬を駆け彼女の元へと急ぐ。
その時、残された一人娘エリザベスは――
そして物語は更なる混迷のはじまり……1539年へ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
22
ジェーン・シーモアは王子エドワードを遺して死亡。新しい王妃はなんと手芸オタクで男嫌い。「こんな女やだー!」と駄々をこねるヘンリー八世に、ついにクロムウェルがブチキレて本音で怒鳴ってしまった結果、はい、失脚。(でも読者はクロちゃんに完全同意。)ウィリアム・セシルは2人目の師に別れを告げることになった。ローマと切れておいたのは後の英国のためにはなったと思うけれど、きっかけが政治的な駆け引きじゃなくて主に王様の超主観的な感情っていうのが💦なんつーか。だから次の代で大変なことになったんじゃーん、ひどいー。2024/05/01
ミキ
16
最後のページ悲しくも暖かくゾワっとした。2023/06/24
チューリップ
11
アン・ブーリンの処刑から始まりクロムウェルの失脚で終わるという1冊の中で怒涛の展開だった。ヘンリーは好きではないんだけど、誰も心の底から信用出来ない孤独感みたいなのは辛いだろうなと思える。最初の頃はまっすぐだったウィリアムが目的の為には本心を隠して上手く立ち回るようになっているのに成長したんだなと思うけどその変化がちょっと悲しくもある。新しい妃のアンはこういう感じで良く切り抜けられたなと思ってしまった。キャサリン・パーが良いキャラしていて好きだった。2023/11/24
こころのかおり
9
あのキャサリンにこのキャサリン、出揃ってきたなぁ。女王になるってことは、姉弟を退けるってことで。そこに思いを馳せられる彼女は、まだ優しくやわらかいこころを持っているのだなぁ。先々、変化していくのかそのままなのか2023/07/13
shimashimaon
7
佐藤優氏『宗教改革の物語』でも「愛」がテーマの一つだった。ヘンリー8世の無茶苦茶はトマス・クロムウェルの辣腕によって辛うじて成就したというより、150年以上も前にウィクリフがローマ教皇を批判して国家の教会に対する優越を説いて王族・諸侯に歓迎されたところから、すでにローマから遠く離れていたんだと理解しています。それでもコンスタンツ公会議でフスが火刑に処せられると、ウィクリフも遺体を燃やされてしまった。目に見える権威(のようなもの)に従うのでなく、目に見えないものを信じるというのは勇気がいることなんですね。2025/01/19
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