新アジア仏教史14 日本Ⅳ 近代国家と仏教

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新アジア仏教史14 日本Ⅳ 近代国家と仏教

  • 著者名:末木文美士【編集】
  • 価格 ¥4,400(本体¥4,000)
  • 佼成出版社(2023/02発売)
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  • ISBN:9784333024421

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内容説明

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近代仏教は神仏分離と廃仏毀釈に始まる受難からの出発であった。近代化、そして資本主義の発展とともに顕在化する社会の矛盾。仏教はようやく新たな思想形成に着手し、禅は知識人に大きな影響を与え、新しい文学も芽生えた。明治維新と仏教、近代仏教の形成とその展開、戦争と仏教など広い視野に立つ論考から近代仏教の真実の姿を探求する。【目次】第1章 明治維新と仏教 第2章 近代仏教の形成と展開 第3章 仏教者の海外進出 第4章 国民国家日本の仏教―「正法」復興運動と法華=日蓮系在家主義仏教 第5章 戦争と仏教 第6章 戦後仏教の展開。 特論 仏教研究方法論と研究史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nashi

1
明治以降の日本仏教史について、廃仏毀釈による変容、「近代仏教」の形成、海外進出、戦争協力、在家主義仏教教団の隆盛、研究史など、複数の視点から論じる。とりわけ、大きな存在であるにもかかわらず従来の仏教史に組み込まれることが少なかった日蓮系新宗教について考察した部分が有益。島田裕巳氏による第6章は、戦後仏教史のみならず戦後宗教史のまとまった概説としても参考になる。2011/09/01

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