内容説明
日本の発明家・豊田佐吉。外国製の織機をヒントに独自の織機を発明し、生涯で様々な発明をしました。その息子は国産自動車の研究、開発を始め、トヨタ自動車が生まれます。
感想・レビュー
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ゆうぴょん
1
小6娘。伝記好きの娘に。 愛知県民としてはおおよそ知っている的な内容(社会やあいちの偉人として道徳とかで習った気がする)ではある。 母の苦労を何とか楽にしてやりたいと佐吉が開発したものがのちの豊田自動織機。アメリカでも認められるようになり、今でもジャガード織などで活用されていますが。 豊田一族のその後の活躍は全国民の知るところ。何かを便利にしたい、その情熱をもってものづくりに取り組んでいく意欲を持てることが素晴らしい2023/09/21
華チカル
0
★★☆初めて詳細な生涯を知り、日本の発明、開発者の鏡だと素直に感じた。クリエイティブに命をかけて、家族をも目に入らないぐらいの努力をしているかと思えば、前妻を心の奥底で想っていたり、今の家庭を大切にする一面もあり、クリエイターとして、父親として学ばせて頂くことが多い。お金で豹変せずに、いつまでも謙虚。共感力の高さと、勝ち負けではなく、世界中の人が便利に使ってくれたらうれしいとのお言葉。心からそう想わないと、うわべだけの偽善になるが、そう周囲に思わせない人間力は尊敬に値するし、そんな共感力を身につけたい。2024/12/23