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内容説明
岩下さとりはバイト先のコーヒーショップに現れた謎の着物美人をひと目見た瞬間、夢中に そんな時、着物美人から頼まれごとをされ、憧れの着物を着させてもらうことになった! 着物の美しさと、日本の伝統的な文化の奥深さに、心を打たれて――?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
48
はあぁぁぁ、美しくてため息。銀太郎さんに惚れた。私は昔から着物にご縁があり、お茶をしていることもあって着物の用語がわかるけれど、そう言えば私もさとりちゃんみたいな時代があったな…。小さい時は用意されたものを着るだけで、20代で本格的に自分で着るようになってから、知らないことだらけということを知る…。さとりやちゃんのように紗がシャア?たとうがタトゥー?なんて、私もそんな時代があったんだと思う。着物はルールが厳しそうと言われるけれど、場所に合わせた着こなしをするのは洋服でも同じ。意外と自由でもあるのよ。2023/12/17
どあら
30
妹から借りて読了。若い頃の着物の知識なんて皆こんなものだと思います😁 私も妹もお茶とお花を習い始めて何とか着付けを覚えた位です。娘は小学生の時に着付けの先生と出会い、装道の世界大会で入賞。今では人に着せられる腕前になりました。この本も笑って読んでました😁2023/01/19
ピンガペンギン
27
地元新聞記事で見て(漫画家の東村さんが地元の呉服店の店主と知り合い)電子版1巻無料につき読んだ。着物が主役のお話。元芸姑の銀太郎にカフェ店員のさとりが着物について学んでいく。伝統文化に触れたいといっても非正規で働くさとりは着物を自腹で買うのは困難。(今月は早退が多く給料8万円かあ、という場面あり。)これは奇跡的な出会いなのだ。(シンデレラ。ただし王子は出現しそうにない。)着物についての説明は面白く、銀太郎の恋の話もちょっとは気になる。2023/12/17
ぐうぐう
27
先日開催された「NEO美人画2022」は、着物の良さを若い人達に知ってもらおうという目的が東村アキコにあったと聞く。その思いがさっそく漫画作品となって刊行されたのが本書。今どきの若者である岩下さとりが、ふとしたことから着物美人と出会う。着物のことを教えてもらっているうちに着物の魅力に取り憑かれていくさとりは、いつしか師弟のような関係になっていく着物美人にも惹かれていく。面白いのは、若い人達に着物文化を知ってもらいたいと描かれた漫画の、東村の立ち位置が着物美人よりもさとりに傾いていることだ。(つづく)2022/12/31
むつこ
23
着物初心者にぜひ読んでもらいたい。といいながら私自身も知っているようで深くは知らないため、着物の世界も面白いなと楽しめる内容。親が知らない着物文化に興味を持つ「さとり」の「着たい!」と、借りる前提な図々しさがほほえましい。とっかかりは何であれ、銀太郎姐さんの太っ腹な粋の良さ、こんな女性まだいるんだなぁ~。2023/07/15