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内容説明
憧れの銀太郎さんの器屋で、売り子として正式に働くようになったさとり。訪問着と付け下げの見分け方でひと悶着ありつつ、またひとつ着物の知識をゲット! そんな時、ともだちのモコちゃんが一念発起して唐津へ! 仁さんの工房に押しかけて弟子入りし、意外な才能を発揮…!? 日本の誇る伝統が静かに繋がり始める第7巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
23
訪問着と付け下げの違いとか、さすがにビギナーには難しすぎる。ところが、この回の結論に救われた気がした。東村アキコのこの漫画に込める想いを感じたよ。着物、歌舞伎、器……、若い人達には馴染みがなくなった日本の文化を優しく教え、その良さに気付いてもらい、親しんでもらおうとする意図が、充分過ぎるほどに伝わってくる。にしても、『菅原伝授手習鑑』で松王丸が登場しただけで泣いちゃうのは、いくらなんでも早過ぎるよ、さとりちゃん。このあとの展開にこそ、泣けるんだから(笑)。2025/04/29
及川まゆみ
8
毎度毎度お勉強になります。さて、今回はさとりちゃんの歌舞伎デビュー。モコちゃん唐津へ行って仁さんの弟子になるの巻。浅草でモコちゃんが感じた日本の危機、わかるなぁ。若者舐められてるもんね。でもでも、さとりやモコちゃんみたいな子たちもきっと多いはず。あと、仁さん頑張って男気見せてください。ほんとに面白いなぁこの本は。東村先生、増刷おめでとうございます。あと、訪問着と付け下げの違いがよくわかっていなかったので、この本が読めてよかったです。2025/04/26
毎日が日曜日
6
★★★+2025/04/27
どあど
3
茶道に続いて、さとりの和文化(歌舞伎、漆器)との出会い、モコちゃんの新たなる旅立ち(異世界転生)。さとりの着物との出会いから、周りを巻き込んで変化していく。 昨今の若い人たちの現実(思考や仕事や生活、もちろんお金も含んで)がよくわかる。2025/04/25