内容説明
攘夷か開国か――。安政年間、風雲急を告げる国内情勢に各藩士たちが奔走する中、山本大河はひとり強さを求め剣の修行を続けていた。片目を負傷した千葉重太郎に請われ、北辰一刀流の千葉道場で代稽古を務める大河は、ある時牛込の試衛館に招かれた。待ち構えていたのは双眸をぎらつかせる不遜な男。彼こそ、後に新選組を率いる土方歳三だった。やがて、桜田門外で井伊大老が殺害され、世情は一気に緊迫の度を増すが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
19
2022年11月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ6作目。時代が維新へと向かう中で、大河も無縁ではいられない。今回は何とかなっているが、剣術馬鹿をどこまでつらぬけるかが問題。娘を授かり家族も増えて、大河はどう進むのか。剣の試合での大河は文句なしに強く、面白い。2022/12/16
蕭白
7
読み始めたら一気読みでした。悪くなかったです。2024/05/19
犀門
3
No.013★★★★☆日本が開国を決めた事で江戸の町が何やら騒がしくなりつつある中、近藤勇や土方さん、山南さんまで登場。それにしても大河クンより強い剣士が現れないが、このままで良いのだろうか?。2023/02/27
かずぺん
3
変わらぬ爽やかな剣士の物語に満足です。2023/02/22
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