内容説明
名主の息子として生まれながらも、江戸で日本一の剣士を目指す山本大河は、千葉道場で頭角を現してきた。初めての他流試合の相手は、川越で大河の運命を変えた男だった──。書き下ろし長篇時代小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
84
シリーズ2作目 2020.11発行。字の大きさは…小。武州川越の名主の跡取り山本大河の剣術一筋にかける青春剣術物語です。嘉永6年(1853年)浦和沖に、煙を上げるペリーが率いる黒船が浮かび、海岸には、物々しい出で立ちの武士たちが集結している。煙突から黒煙を吐き出すその船の大きさは、日本沿岸を航行する千石船(約百トン)の二十倍以上もある大きさの船に、大砲を備えていた。第12代将軍徳川家慶は、川越藩をはじめ各藩に出兵を促し、浦賀から江戸にかけて物々しい備えをするが、火縄銃で戦える相手でない。🌿続く→2021/04/17
ひさか
14
2020年11月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ2作目。幕末の有名人達もチラリと登場するものの、剣の道を邁進する山本大河は、ぶれないです。幕末の最後の剣豪のお話なんだなと想像します。2021/02/28
蕭白
6
面白かったです。2024/04/17
かずぺん
3
三巻に入ります。2021/08/23
犀門
3
No.031★★★★☆山南さんと近藤さんの出会いあり、背景では黒船襲来でアタフタ。しかし大河クンは剣一筋!。2021/03/31
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