にっぽんのスズメ

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にっぽんのスズメ

  • ISBN:9784862556615

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内容説明

全国各地で見られる野鳥でありながら、用心深い上に小さくすばしこいことも手伝って、その姿や生活の詳細についてはあまり知られていなかったスズメ。そんな彼らの日常を中野さとるさんが愛情に満ちた視線でとらえた写真で紹介した『にっぽんスズメ歳時記』(2016年10月刊行、現在9刷)をはじめとするカンゼンの「にっぽんスズメ」シリーズは、世代を超えて多くの支持を集めてきました。
満を持してお送りする本書は、野鳥愛好家でもある元上野動物園園長の小宮輝之さんを監修に迎えたスズメビジュアルガイドの決定版。人気スズメ写真家の中野さとるさんの最新写真を堪能できるほか、日本にいるもう一種のスズメ(ニュウナイスズメ)や海外のスズメ(イエスズメほか)などについても紹介、スズメ類の新たな魅力に迫ります。
監修の小宮輝之さんは、自然や野生生物と親しんだ幼少、少年期を経て日本野鳥の会に入会。大学では野鳥研究会に所属して、全国の有名探鳥地でバードウォッチングに明け暮れていました。1972年多摩動物公園に就職したのちも国内外でスズメほか野鳥を観察、撮影し続けてきた小宮さんならではの50年以上にわたる経験を踏まえての貴重かつ興味深いお話、写真なども本書にはふんだんに盛り込んでいきます。
最も人の身近にいる野の小鳥、スズメのふしぎとひみつにあらためて気づく一冊です。

【もくじ】
巻頭スペシャル
■にっぽんのスズメ写真館

基礎知識&雑学集
■スズメのきほん

スズメのからだ〈形態〉/スズメのくらし〈生態〉/スズメの一年/スズメと日本人
もう一種いる「にっぽんのスズメ」ニュウナイスズメ

Visual Essay
■スズメからはじまった鳥たちとの70年を振り返って(写真・文 小宮輝之)

SPECIAL FEATURE
■せかいのスズメ
世界にいるスズメの仲間/海外で出会ったスズメたち
世界で最もポピュラーな種 イエスズメ

行動&しぐさ図鑑
■スズメのまいにち
飛行/ホッピング/採餌/水飲み・水浴び/砂浴び/羽づくろい/ストレッチ/休息・日光浴/注視・警戒/けんか/繁殖/給餌/幼鳥/集団

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M

47
最近すずめを見かけることが少なくなった気がして。写真集でじっくりと生態を見られて、チャーミングで可愛い様子に癒されました。すずめは急に止まれない、の突っ込む姿、貴重なショット!2022/11/05

kirinsantoasobo

18
図書館本。よく見かけるけれど、警戒心が強くてすばしっこいので、しっかり見れたことがないのに気付いて借りてみました。スズメにも種類があることや海外にもいることに驚きました。日本でいちばん見かけるスズメは、頬の部分に黒い模様があるのがかわいいです。ストレッチをするときのエンジェルポーズなどの写真は、何度も見てしまうほど愛らしかったです。スズメは日本の最古の書物に出てくるほど昔からいる鳥で、最後の氷河期が終わった頃からいるのかなと、想像が膨らむ楽しい時間になりました。2024/01/21

MOTO

8
偶然スズメの水浴びや砂浴びを見る事はあるが、そのあまりの可愛らしさに悶絶。(くぅ~っ!今カメラを持っていればなぁ。カメラ小僧の様に撮りまくるのにっ)と、いつも悔しい思いをしているが、中野さんは最初からスズメを撮る目的で待ち構えている。きっとその一瞬の為に途方も無い時間を費やしているのだろう。心から「その一瞬」を捉えてくれてありがとうと感謝したくなるありがたい写真集。2022/12/02

ちみたんママ

4
〈息子喰いつき度〉★★★☆☆〈私気に入り度〉★★★☆☆ 鳥好きの7歳息子と一緒に。写真を見ながらあれこれオシャベリしたかったので、細かい説明文は敢えて割愛→会話に集中しました。見慣れてる鳥だけどいろんな表情があるとわかって面白い! 今度見かけたらマジマジ見てしまいそう。息子は「警戒」の時のスリムな姿勢が面白かったようで、何度もモノマネしていました。2023/04/30

サクラ

3
こんなに身近な存在なのにいまだ解明できていない点があるなんて驚きです。桜の密が好物なんて知りませんでした。桜と雀気持ちがほっこりしますね😊2022/11/23

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