にっぽんのカラス

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にっぽんのカラス

  • 著者名:松原始/ポンプラボ/宮本桂
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • カンゼン(2018/11発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/27)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862554642

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内容説明

ベストセラー「カラスの教科書」の著者・松原始氏の最新刊!
カラスたちの魅力に美しくユーモラスな写真とテキストで迫ります。
生態を動物行動学者・松原始が解説し、多彩な表情や仕草を野鳥写真家・宮本桂が撮る。

カラスたちの魅力を生態のわかる雑学要素も盛り込みつつ紹介していく本格ビジュアルガイド。


ゴミを漁る、人を攻撃してくるらしい、なんだか縁起が悪そう
──真偽のほどはさておき、カラスの悪評は枚挙にいとまがありません。
しかしそれは、カラスに関する情報不足からくる人間の思い込み、偏見です!

人の暮らしに密接した環境に生息、人に敵視されたりしながらも頭の良さを駆使して
さまざまな学習を重ねながら生き抜いてきたカラス。芸術家の故岡本太郎など、
その頭の良さ、色眼鏡なしに見れば美しくかっこいい姿などを深く愛する人もしっかり存在する野鳥なのです。

これまでスポットの当たることのなかった意外なカラス像をたっぷり味わえる一冊で
「カッコイイ! 」「かわいい♪」「知らなかった~」カラスの姿に出会い、カラスとその周囲の生物、環境などに対して
さらなる理解を育んでいただけましたら幸いです。


≪目次≫
巻頭スペシャル
日本で会える!(かもしれない)カラスたち

にっぽんのカラスを描いた詩歌

PART1 カラススタイル

〈COLUMN 1〉カラスと光り物

PART2 カラスの復習

PART3 カラスライフ

特別収録 カラスライフin 札幌
Special Interview 中村眞樹子(NPO法人 札幌カラス研究会 主宰)

〈COLUMN 2〉カラスが向かってくるとどれくらい怖いか

〈COLUMN 3〉カラスの葬式と裁判

PART4 カラスの研究

〈COLUMN 4〉カラスを食べてみる

Welcome! カラスファンクラブ
Key Person Interview
宮崎学(写真家)
吉野かぁこ(カラス友の会 主宰)
Books/ Various Goods

Staff Comments 宮本桂 /大橋裕之
おわりに 松原始

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

66
友人本。カラスのふんだんなトピックと さまざまな激レアショット。総排泄口がパカリと見えている写真に度肝を抜かれました。こんなカラスの写真見たことない!ヒヨドリやシジュウカラと比べるとかなりのマッチョボディですが、美しい漆黒の翼を持つ カッコイイ鳥です。2018/12/12

☆よいこ

65
豊富な写真でカラスの生態を説明する本。▽カラスを描いた詩歌(「七つの子」野口雨情、「烏百態」宮沢賢治)がいい。説明もわかりやすく、いつも見かけるヤツラがどんな生き物なのかちょっと理解できたような気がする。さすが「スーパービジュアル版」とあるだけに写真がすごくいい。カラス関連の本の紹介あり。▽カラスはレバーぽい味って。食べたくはないかな。2019/08/29

ホークス

50
2018年刊。写真集+面白い話。今まで読んだカラス本の中で一番だった。写真で見る羽根の美しさ、仕草の可愛さ、動きのバラエティから、カラスの生きている世界を少し想像できる。生態のエピソードも楽しくて簡潔。水瓶に石を入れて、水位を上げてから水を飲むカレドニアガラス。見つけたエサを大人(縄張りを持つペア)に奪われない様、仲間を呼び集めるワタリガラスの若鳥、等等。日本は大型のカラスが都市に多い、世界的に珍しい国だと言う。数年前、都心でたまたま巣に気づいて威嚇された。驚いたけど、私には何だか逞しい隣人のように思えた2024/06/18

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

49
カラスのビジュアル写真に溢れた本。写真がとてもいい。今でも見分けはつくが、特に日本に多いハシブトガラスとハシボソガラスについての違いについて分かり易くかかれている。カラス愛に溢れており、この本を読むとカラスが好きになると思う。カラス関連の本の紹介もある。自由研究の参考文献。2022/08/17

seacalf

49
ビバ!カラス!と言わんばりにカラスへの愛に溢れたカラスファン必見、垂涎の内容。大型で知恵を働かせて悪さをしそうなこわいイメージを勝手に持っていたのだが、そんなバイアスを払拭するべく手に取る。意外とカラスは『ヘタレ』だということ、襲われそうになったらバンザイすれば手出しが出来ないとか変なアドバイスが笑える。よくイメージされる黄色いクチバシは『ダンボ』から始まったとのこと。そういえば本物は全身漆黒よね。見たことがない格好いい写真が豊富に掲載されてるけれど、それにしても山羊の背中から直接毛をむしるのは可哀想だ。2019/04/02

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