内容説明
K-POPダンスが人気のユーチューバー「江崎瑛里華」。ある朝、投稿用動画の撮影中に川崎の暴力団、衡田組のチンピラが現れた。瑛里華の正体に気づいた男はナイフと銃で脅し、連れ去ろうとするが返り討ちに遭う。残されたバッグの中から犯罪計画と思われるメモを見つけた瑛里華は、自分を“幽霊”にしたヤクザたちの悪行を潰すため、記された日時に渋谷109に向かう。女子高生の聖地で、凄惨にして哀しい少女の復讐劇が始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
362
続けて二作目。ジョアキム・カランブーを信じてサバイバル生活を続けたら、女子高生の私でも、三か月で人間の首を手刀で切断できるようになりました!ってそんなわけあるかい!などという野暮な突っ込みをしてはいけない。アスリートのピークは十代後半だから、では説明のつかない戦闘力をあり得ねーと思いながら楽しむのが良。なんかあったらすぐ眼球抉りにいく習慣は絶対心の病気。こうなってくると、結衣や瑠那との対決や共闘が絶対読みたいが、どういうスタンスでどっちのシリーズでやるか、期待以上の舞台を用意してほしい。2025/02/05
モルク
138
「JK」続編。今回も江崎瑛里華の強靭な肉体からはなたれる強力な攻撃がチンピラ、暴力団を撃破する。ヤクザの麻薬取引の場所、渋谷109で繰り広げられる復讐劇。防火シャッターで密室となり数多くの人質のいる中での闘いが細かく描かれる。いやー、相変わらず残忍で強烈。数々の事件から警察も瑛里華に目をつける。瑛里華=有坂紗奈ではないかとDNA鑑定するが…なるほどね。そういうことか。リアリティとしては問題があるが、その無理ありすぎ感がむしろ心地よい。2023/05/24
寂しがり屋の狼さん
109
JKの続編📖前作で自分の人生を変えた不良達に復讐を果たした紗奈。今回は渋谷を舞台に暴力団の壊滅に挑む(◕ᴗ◕✿)2023/07/17
☆よいこ
104
バイオレンスアクション小説。JK=ジョアキム・カランブーの心得は、生き抜く為の極意▽ヤクザと不良達に両親を殺され自身も陵辱され死んだ16歳の少女、紗奈はJKの心得を実現し、顔を変え「江崎瑛里華」として復讐の為に町に帰ってきた。KPOPダンスを駆使し鍛え上げられた体術で悪党どもを血祭りにあげていく。渋谷109でヤクザの籠城事件がおこる▽主人公が屈強すぎて“ケンシロウか!”まるで世紀末ヒャッハー、手刀で人の首が跳びますかwここまでやってくれると逆に清々しい。いいぞもっとやれ2023/01/28
kou
100
面白かったが、どうしても「高校事変」と比べてしまい、ちょっと物足りなさも感じた。それにしても、手刀で首を両断って・・・範馬勇次郎じゃないんだから(汗)。紗奈は刃牙の世界観でも違和感無さそう(笑)。2022/11/29