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内容説明
「廓七不思議」の調査を依頼されたあお。鬼助、薄神とともに廓をめぐり噂の真相を解明していくが、辻斬りの現場に居合わせたことで事態は急変。ぎょろりとした目、体術に長けた身のこなし、山田家の家紋が入った刀を携えた下手人の姿を見た鬼助は、激しく動揺し…！？鬼助の生前の記憶と、人斬り一族・山田家にまつわる業と因縁が紐解かれる――！江戸の死刑執行人“首斬り浅右衛門”に迫る特別コラムを単行本限定で収録！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
11
鬼助編。鬼助がかわいいだけに、若様のひどさが際立つ。吉睦様、義理の息子にも何とかして上げられたらよかったなあ。2023/04/22
澤水月
6
今巻はひと巻ほぼ丸ごと「斬首と試し斬り専門の家系」山田浅右衛門に纏わる。これまで吉原苦界・遊女の生活や苦悩の実態詳細に盛り込んだようにしっかりした考証の元、奇想映える（氏家幹人の本くらい詳しいと思ったら、８から専門家入ったとのこと）。山田浅右衛門家の苦悩も。男女とも描けてすごい。読了5/172023/05/25
もだんたいむす
4
どんな人間であれ、誰かが不幸になるのはしんどいなぁ。2023/05/04
