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内容説明
世界一の古書店街・神田神保町。祖父の遺した古本屋を引き継ぐため、その街で暮らすことになった百木田(からきだ)三姉妹。古本の香りに包まれながら三姉妹は色褪せない日常を紡いでいく――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
39
タイトルに三姉妹って入ってませんが、流行りの三姉妹漫画です。三姉妹が主役という点は珍しいが、古書街を舞台に描かれる恋愛群像、みたいに煽っておいて古書版ギャラリーフェイクみたいなことが始まり出す、さすが味わい深い人生交差点漫画。序盤の店を守るための努力だけでも感動できる。これ、あれを思い出します、ドラマ?の『四月一日さんシリーズ』でしたか。話の導入としてはこれも立派なクリシェではある。ベタだからこその一線級の調理の手腕を堪能していきましょう。テーマがテーマだけに実にお仕事モノとしても味わい深いことである。2023/01/21
水渕成分@小説家になろうカクヨム
38
相変わらず絵がお上手。深刻な内容をカラって描くのも好きです。2023/08/14
ぐうぐう
36
冬目景の漫画を読むたびに思うのは、この人は何も起こらないことをまったく恐れていないってこと。古書店を舞台にするんだから、もっと古書の蘊蓄でストーリーを展開させられるはずがそうはせず、かといって三姉妹のドラマも変に煽らず、控えめに存在している。それでいて、雰囲気に依存しているわけでもなく、なんでもない会話が続くも、そこにまた惹かれていくのだから不思議だ。そして気付かされる。波乱万丈なドラマこそ見当たらないものの、ここでは何も起こっていないわけではないことに。2022/04/22
akihiko810/アカウント移行中
33
祖父の遺言によって、神保町にある古書店を継いだ次女を中心とした、百木田(からきだ)三姉妹のお話。 きちんと取材したようで、神保町の古書店の仕事の様子がよくわかる。そして三姉妹、かなり可愛い。これはドラマ化待ったなしであろう。神保町、久しく行ってないが、また行きたいと思う。古本屋という、「儲かんないけど夢のある仕事」の話は面白い 2022/12/11
本木英朗
30
『百木田家の古書暮らし』1巻である。世界一の古書店街・神田神保町。祖父の遺した古本屋を引き継ぐため、その街で暮らすことになった百木田三姉妹。古本の香りに包まれながら、三姉妹は色褪せない日常を紡いでいく――という話だ。三姉妹はみんな可愛いのだが、やっぱり梓沢という男性が気になるところ。まあ、とにかく2巻に進むしかないってば! ……ではでは、また。2022/07/15