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出版社内容情報
寵姫ヒュッレムは、本当に悪女だったのか?
オスマン帝国の大宰相(ヴェジラザム)となり、皇帝・スレイマンの妹を娶(めと)ったイブラヒム。スレイマンはイブラヒムの帝国での地位を揺るぎないものにするため、エジプトで反乱を起こしたアフメトの鎮圧を命じる。一方、イブラヒムと添い遂げるという夢が潰(つい)えたスレイマンの第二夫人・ヒュッレムは、スレイマンの寵愛とイブラヒムの後見を得て、後宮(ハレム)での絶大な力を手にしていく。けれど、夜ごとスレイマンの寝所に召されながら、自分を通してスレイマンが見ているのは、実はイブラヒムなのだと悟ったヒュッレムは、まだ幼子のメフメト皇子を守りながら、後宮の中で生き抜くことを決意するが…!?
篠原 千絵[シノハラ チエ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
43
ヒュッレムがドンドン綺麗になってゆくと同時に強くなるのよ、心も、身体も、そして後宮での立ち位置も。凄いわー、女の世界で生き抜いていくって、しかも上に登っていくって、本当に戦争してる男よりももっと大変だと思うのよ。聡明なムスタファ殿下とはこのまま…と言う訳にはいかないだろうな、なんせ母親があのギュルバハルだし。第2子が生まれるまでにまだまだ波乱がありそう2017/02/01
kumicom
43
イブラヒムのこと忘れてしまいそうなくらい、影が薄くなっている気がするのですが!!ヒュッレムがしたたかになっていてびっくり。こんな子だったっけ(汗)。嫌じゃなくてむしろ好きだけどね。後宮で生き抜いていくにはこのくらいでなければ。毎回毎回、後宮にいる2流妾たちの隙のある噂好きな姿に「そりゃあなたたちは永遠に皇帝に選ばれないはずだわ」と思ってしまう。「皇帝陛下の一日」くらいのテイストが実は好き。この話ってなんだか堅苦しいと感じてたけど、そうか、以前の篠原さんのマンガよりもコミカルなシーンが少ないんだわ。2016/12/27
をよよ
23
ムスタファ殿下がとても好みです。こういう賢さを持った子どもは本当にお宝もの ですね…(><)。 『皇帝陛下の一日』は、息抜き回でしょうか。本編とずいぶん雰囲気が違うように感じました。 2016/12/29
かぽかぽ
21
寵姫ヒュッレムの願う平穏。スレイマン1世への忠誠はさらに深まりつつ、一晩の過ちへの懺悔するイブラヒム。エジプトを鎮圧した大宰相はまたイスタンブールに戻るわけで、きっとまた何かある…第二子懐妊もあるし、私はこの時代のことは全く分かっていないので、どうなるのか、あ〜次巻まで待てない! 2017/04/22
どあら
21
ギュルバハルとヒュッレムの差が出てきた。これからが更に楽しみになりますね(*^O^*)2016/12/10
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