メディアワークス文庫<br> 博多豚骨ラーメンズ11

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メディアワークス文庫
博多豚骨ラーメンズ11

  • 著者名:木崎ちあき【著者】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • KADOKAWA(2022/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049142358

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内容説明

博多を愛する刑事、重松が耳にしたのは、汚職に手を染め警察を去った親友・岩佐の訃報だった。かつての同僚の死に、疑念を抱いた重松は独自に捜査へと乗り出す。
 その頃、虐めを苦に自殺した生徒の家族から復讐を請け負ったジローの頼みで、馬場と林は周辺調査を進めることに。やがて二人は、ある女教師の存在にたどり着く。
 元刑事と生徒の死、別々に見えた事件は絡み合い、隠されていた警察組織の不祥事が発覚――! 信じ抜くべき正義を失った重松の前に、“殺し屋殺し”が姿を現す……!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

63
重松刑事の回。元同僚が焼死体で発見される。自殺か事故と思われたが、再就職先で話を聞いた重松刑事は他殺を疑う。管轄外の案件のため、情報屋の榎田に依頼する。馬場とリンは多忙な復讐屋からの依頼で、過去に級友を虐め殺した少年ABCの行方を追う。それぞれの筋て追う相手が重なり、重松刑事は元同僚の思惑を知る▽久しぶりに、にわか侍登場。やっと殺し屋家業の本来の働きが見れた。清廉潔白はおらんよ2022/07/10

まるぷー

26
今回の主役は重松刑事。警察上層部に嵌められ辞職をさせられた同期の岩佐の疑惑を晴らそうとし、岩佐は妹の復讐をするために悪ガキ高校生に狙いをつける。ラーメンズのメンバーも四方八方から忍び寄り、警察組織の暗躍に迫る。榎田の情報網、林ちゃんの女装、馬場の久しぶりのにわか侍姿、マルちゃんの拷問と読みどころ満載。結構重い話だったけど、林ちゃんが重松のことを「うちの大事なキャッチャーに何してくれんだよ!」、命乞いする高橋に「謝ってすむなら復讐屋はいらねんだ」にクスッとし、最後はしんみりと。スピンオフも楽しみだ。2022/03/09

17
さくさくと♪今作は、重松さんがメインでした、いい男だわ^ ^馬場さんも復帰されて良かったです。2023/09/02

キビ

15
今回もラーメンズメンバーそれぞれの活躍が見られた。博多弁は心地よく、スパッと切り捨てる潔さはいつも通りに。フィクションと思うからこそ楽しめる。最近、ハードボイルド系の刑事物にハマっていて、だいたいそれらが頭を離れないんだけど、その流れも汲んで、よい読書タイムだった。2022/03/21

あゆみ

14
★★★★★ 重松メインのストーリーで上司がクズ、復讐家ジローたちのターゲットもどうしようもないクズだが、それぞれの結末にはスッキリ。このシリーズのおもしろさは、いろんな案件が1つに収束していくところで、毎回博多豚骨ラーメンズのメンバーたちが榎田に調べものを依頼した時にそれぞれの案件が繋がってるってことにいち早く気づく榎田のポジションいいなって思う!2022/05/27

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