内容説明
欧州で始まった戦争は日本やアメリカの参戦を誘い、ついに昭和一五年七月、日米の戦争が開始されてしまう。
苦闘の末に米太平洋艦隊を撃破した連合艦隊は西太平洋を制圧、ニューギニア、ラバウルへと前進。海上戦力の激減した米軍は航空兵力を集中しこれに対抗する。
連合艦隊は新型航空機を投入、飛行場攻撃と並行して補給線を脅かす作戦を用い、戦線は膠着状態となった。だが、艦隊の再建を急いだ米艦隊は、反撃の準備をも進めていた。
最初の攻撃目標はラバウルか、ニューギニアか。山本五十六は新鋭戦艦「大和」「武蔵」を以て米戦艦部隊を迎え撃つことを決断した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
池田羽衣
5
月光かっこいい! 活躍もあるけど、米軍のコードネームがアーヴィングっていうのが良い!2024/05/08
うめうめ
2
前巻までは昭和十六年だったが、あっという間に昭和十八年。まったく未来が見えない状態、勝ちきれないまま戦争は4年目に突入。連合国側の反撃が始まってきたが、枢軸側はどこまで耐えきれるか。耐えたところで未来が開けるわけではなさそうであるが、果たしてどうなるか。2022/03/01
Mukai Sanpei
1
艦艇も奮戦しているが、決定的な戦果までは行かず。 明るい展開は見えない。 史実の重爆の撃墜から「月光」命名ではないが、月光もなかなかの活躍がみられる。2024/05/19