出版社内容情報
古書店で入手した不思議な同人誌「迷宮草子」。読み進める三津田信三と飛鳥信一郎だが、謎を解いたと思っても、怪異は明らかに現実を侵食している。読み進めるごとに不穏さはまし、さらには本そのものに隠されたメッセージにも二人は震撼する――。「迷宮草紙」に隠された恐ろしい秘密とは。読む者をも巻き込む恐怖の物語。
【目次】
目次
作者不詳
解説 澤村伊智
内容説明
古書店で入手した不思議な同人誌『迷宮草子』を読み進める三津田信三と飛鳥信一郎。現実を侵食する怪異を止めるには、物語に秘められた謎を解くしかない。だが、古書店の店主は忽然と姿を消し、物語は凄みを増し、怪異は強くなる一方だ。最終話「首の館」を読み終えた時、待ち受けるものは何か。そして、本そのものに隠された恐ろしい“意図”とは―?著者の原点であり、多彩な魅力が凝縮された唯一無二の物語。
著者等紹介
三津田信三[ミツダシンゾウ]
奈良県出身。編集者をへて、2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ブランノワール
6
面白かったです2026/01/24
かず
3
下巻も変わらず面白かった!! 読書が好きになったきっかけの江戸川乱歩を彷彿とさせるような物語が沢山出てきたのもあって、いままで読んだホラー系の作品の中で一番好きかもしれない。 この作者の作品は多分初めて読んだけど、他の作品も気になるからまた読んでみたい。 最後の急なメタ展開には少し驚いたけど、その展開も含めてこの物語の世界が現実に侵食してくるような感覚を味わう事が出来てより不気味さが増した気がする。 上下巻通して、一番怖いと思ったのは「金曜日」で、読んだ後はしばらく暗いところを歩くのが怖かった。2026/02/21
検尿泥棒
2
三津田信三9冊目。作者と飛鳥信一郎がどう推理するか早く知りたくて読み続けた。「首の館」の犯人については自分では全く気づけなかったが推理を聞いて、そういうことか!と凄く納得した。「首の館」を読む前に「そして誰もいなくなった」を読んでいて良かった。最後は全部の謎を解いたから呪いが完全に解けると思ったら迷宮草紙が新しく話しを作り出してあとは読者に委ねるという展開だったのでそう来たかと思った。2026/02/08
彼方から
2
ホラーミステリーの模範である本作はさらにメタフィクションの模範でもあったか!という。どの要素も高度なところでまとまっていて、もっと文学として騒がれていい作品。2026/01/26
のぼ
1
おっもしろかった。特に朱雀の化物は上下巻あわせても1番怖かった。ホラーを読むことが多いので結構慣れてきたつもりであったが、久々に怖い思いをした。ストーリーの流れも面白く、深夜なのに一気読みしてしまい真っ暗な中後悔、笑2026/02/14




