角川ホラー文庫<br> 作者不詳―ミステリ作家の読む本〈下〉

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角川ホラー文庫
作者不詳―ミステリ作家の読む本〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041155042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

古書店で入手した不思議な同人誌「迷宮草子」。読み進める三津田信三と飛鳥信一郎だが、謎を解いたと思っても、怪異は明らかに現実を侵食している。読み進めるごとに不穏さはまし、さらには本そのものに隠されたメッセージにも二人は震撼する――。「迷宮草紙」に隠された恐ろしい秘密とは。読む者をも巻き込む恐怖の物語。




【目次】

目次

作者不詳

解説 澤村伊智

内容説明

古書店で入手した不思議な同人誌『迷宮草子』を読み進める三津田信三と飛鳥信一郎。現実を侵食する怪異を止めるには、物語に秘められた謎を解くしかない。だが、古書店の店主は忽然と姿を消し、物語は凄みを増し、怪異は強くなる一方だ。最終話「首の館」を読み終えた時、待ち受けるものは何か。そして、本そのものに隠された恐ろしい“意図”とは―?著者の原点であり、多彩な魅力が凝縮された唯一無二の物語。

著者等紹介

三津田信三[ミツダシンゾウ]
奈良県出身。編集者をへて、2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

87
10年以上前に講談社文庫で読んだことがあり再読です。かなり印象に残っていたの手に取りました。著者と同じ名前の人物と飛鳥信一郎という友人が主人公となっています。奈良県の都市で古本屋である本を手に入れます。そこには7つ(上下巻で)の話が掲載されていてそれぞれの解決策が示されていません。ひとつづつ読むたびに怪異が起きそれを友人の飛鳥が解くと怪異は消え去ります。入れ子構造のような構造ですがわつぃは楽しめます。2026/05/10

anxiety

8
自分の中で、三津田信三は日本的ゴシックホラーの書き手であり、ミステリーの側面より、身の毛のよだつ怪異描写の方が強烈に印象に残っていたのだけれど、近刊はどれもミステリー色が強い。著者の豊富なミステリー知識に裏付けられている感じで、こちらの方が作者の本質に近いのかもしれない。海外ミステリーの熱心な読者ではないので勉強になった。作品自体は所謂メタフィクションもの。後味のすっきりしない感じが良い。2026/04/15

ブランノワール

7
面白かったです2026/01/24

yuko

6
三津田信三作品はなかなか難解で、入り込むのに時間を要することが多いのだが、本作は最初の1行からすんなりと世界に入れた。 謎の同人誌の怪異譚を読んで、語られた物語の謎解きをしない限り生き残れないと言う状況が面白く、久々に先が気になってついつい夜更かしをする作品だった。 無限ループのようなラストもその世界観が持続しているようで楽しかった。2026/04/25

かず

5
下巻も変わらず面白かった!! 読書が好きになったきっかけの江戸川乱歩を彷彿とさせるような物語が沢山出てきたのもあって、いままで読んだホラー系の作品の中で一番好きかもしれない。 この作者の作品は多分初めて読んだけど、他の作品も気になるからまた読んでみたい。 最後の急なメタ展開には少し驚いたけど、その展開も含めてこの物語の世界が現実に侵食してくるような感覚を味わう事が出来てより不気味さが増した気がする。 上下巻通して、一番怖いと思ったのは「金曜日」で、読んだ後はしばらく暗いところを歩くのが怖かった。2026/02/21

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