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内容説明
64年東京…海から“アレ”がやってくる!
1964年10月、東京――
青空を切り裂く黄色い飛行機・パイパーカブJ3から降り立ったのは、17歳になった浅田アサ!!
目前に迫る五輪、戦後の復興に沸く東京の街で暮らす彼女の元に、
ある日 謎の男から、一枚の写真が……
芸能界を目指す同級生、
近所の子どもとケンカばかりの弟妹たち、
生物学界の異端研究者の弟子、
マラソンオリンピック代表に落ちた幼なじみ、
そして、海から現れる
“アレ”――!!
「わが国は今、君たちの力が必要だ」
「あたしらは同じ名字の親子よりずっと本当の親子だよ」
「あたし、行ってみようと思うの、芸能事務所…」
あちこちで巻き起こる事件、振り回されながら真っ直ぐに立つ少女、
わずか17歳の日常が俄に騒がしくなる中、東京の街に暗雲の気配が忍び寄る――!?
浦沢直樹が描く希望と絶望、愛と笑いと涙の一大巨編。
浅田アサの運命が動き出す……東京五輪編加速の第3集!!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すぱちゃん
37
主人公アサが伊勢湾台風の際目撃した巨大なしっぽ。1964年、東京五輪直前、政府機関は隠密にアサとアレとの闘いを想定して近づく。アサがこのコと呼ぶ愛機に武装迄させて。自衛隊は武装出来ないから、民間機を武装させようという、むちゃな理屈だ。一方、アサ達の暮らしは昭和の風情で、人情味溢れている。ギャップが面白い。しっぽの主はいかなる怪物か?尾をひいて次巻へ。2020/02/29
どあら
32
妹から借りて読了。お話はちょこっとだけ進んだ!?かな。ブルーの隊員をもっとイケメンに描いて欲しかった〜😒2020/03/10
thee birdmen
31
主人公のアサが伊勢湾台風で目撃した“アレ”を巡る物語。オリンピック目前の東京はまだまだ下町風情が残り、古き良き日本の人情が溢れています。グッとくるエピソードもありつつ、本筋の怪物については謎が多いままで、特段の進展はまだなし。目が離せない終わり方で、次巻、ついに!?となればいいけれど果たしてどうかしら。ひたすら走る正一くんのスピンオフもどこに話が繋がっていくのやら。秋発売の四巻に期待っていうか、刊行ペースもう少し早くならないですかね… 2020/02/29
本木英朗
26
「わが国は今、君たちの力が必要だ」「あたしらは同じ名字の親子よりずっと本当の親子だよ」「あたし、行ってみようと思うの、芸能事務所……」 あちこちで巻き起こる事件、振り回されながら真っ直ぐに立つ少女、わずか17歳の日常が俄に騒がしくなる中、東京の街に暗雲の気配が忍び寄る――!?という3巻である。うーん、まだまだ序盤も序盤かなあ。とりあえず以上です、はい。2021/11/03
TaHi
25
東京オリンピック開催をアレに阻止される事があってはならない。とある組織に重大な任務を託されるアサたち。フィクションではあるが、昨今のコロナがアレに重なって見えなくもない。なんとしても阻止して無事開催に繋がってほしい。現実的にも。2020/03/01