内容説明
注文されたお菓子はなんでも作る博多の“和洋”菓子店「お気に召すまま」はサボり癖のある店主・荘介とアルバイト・久美のコンビで今日もほっこり営業中。
『万国菓子舗 お気に召すまま』という名前だけを頼りにやってきた金髪に緑の目の男性。彼は、どうやら荘介の祖父を知っているようで…?
大人気の菓子店シリーズ堂々完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツン
94
終わってしまった。なんかずいぶんスムーズに。壮介さんのドイツ側の親戚のことが読めたのは良かった。2022/03/01
真理そら
59
完結編。荘介はじれったい思わせぶりから告白後はいっきにデレデレおじさんになってしまった、久美ちゃんじゃなくても対応に困るよね。久美ちゃんはおしゃれに興味のないコだけど結婚式くらい荘介さんの希望をもっとかなえてあげてもいいのにと思う読者である。巻が進むにつれて斑目さんの出番が少なくなったのは少し寂しかった。二人の両親のキャラが凄すぎて今後が心配だ。幸せいっぱいの完結編は気持ちいい。けど、双子ちゃんのその後なども知りたい気もする。2024/03/22
ありす
27
とうとう最終巻。綺麗な流れでここまで来たなぁという感じ。最後は何といってもガーデンパーティーが一番かな。お菓子やさんならではといった感じでとても良かった。基本大人な荘介なのに、久美の着るものに関してだけ子供のようになるのがなんとも…逆に久美はこだわりが無さすぎてそれでいいのか?と言ってやりたい。そしておまけの特別編ではまさかの結末が。幸せな家庭を築けているようで良かった。【シリーズ10作目・完結】2023/01/04
えつ
13
シリーズ10作目にして最終巻!!!ついについについにこのときが…!久美ちゃんと荘介さんのガーデンパーティー素敵だったぁ。めちゃくちゃ羨ましい。新婦もお料理食べられるの良いね。そして、やっぱり両家のご両親のキャラが良過ぎて最高でした。斑目さんも素敵すぎる…DIY作品見てみたい。あぁ、あと最後の最後にまさかの結末が。幸せそうでなにより。ちょうど出産のために入院してるタイミングで最終巻読めて良かった。2023/02/22
めい
13
婚約から結婚へ、シリーズ最終巻でした。人へのいじり方がしつこく感じることがあり、そこが私には合わない時もありました。それでも読み続けてきたのは、このシリーズを読むと、世界中のお菓子に出会えるから。最後の形式にとらわれない結婚式は、店主の壮介さんが今までに作ってきたお菓子が沢山登場し、このシリーズにぴったりの終わり方でした。式の主人公達が自ら料理をサーブする姿がとてもよかったです。2021/12/25