メディアワークス文庫<br> 座敷童子の代理人9

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メディアワークス文庫
座敷童子の代理人9

  • 著者名:仁科裕貴【著者】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • KADOKAWA(2021/11発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049140071

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内容説明

たわわに実る稲穂も色づく豊穣の秋。遠野の老舗旅館「迷家荘」の番頭で小説家の緒方司貴は、交通事故に巻き込まれてしまう――。
 最愛の人が昏睡状態に陥り、和紗たちが悲嘆に暮れる中、とある場所で赤い着物に身をつつんだ「少年」が目を覚ます。そこは伝説の妖怪・牛鬼が統治する土蜘蛛たちの里だった!
 里の勢力争いに巻き込まれ大奔走する少年たち。一方で、陰陽師・久我凪人は女子高生失踪事件で遠野を訪れて……。失踪と捜索のシリーズ第9巻!
 
【登場人物】
■緒方司貴(おがた しき)
うらぶれ妖怪小説家。小説のネタを求めて訪れたはずの遠野で「座敷童子の代理人」として妖怪たちの悩みを解決するはめに……。
自由奔放な童子に振り回されたりとちょっと頼りないところもあるけれど、妖怪たちの問題にまっすぐ向き合う心の持ち主。

■座敷童子(ざしきわらし)
妖怪たちのご意見番。博識だが、性格は捻くれ者でおマセな少年。司貴のことを「先生」と呼ぶ。
TVを観たり、煎餅を食べたり、司貴のスマホをいじったりとまるで人間のような仕草も。

■白沢和紗(しらざわ かずさ)
「迷家荘(まよいがそう)」で働く仲居。常人には見えないはずの座敷童子や河童などが見える司貴を尊敬している。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirune

44
牛鬼様、能力が強すぎて使えないんだと思ってたら、なんと物理的に大きすぎるのが問題とか!(^^;そりゃ結界内で使うのは論外かも。。それにしても色々な歴史上の有名人が妖怪に転生してるんですねぇ。まだまだ続きそう。そして司貴の妖怪や神や人間の能力者やらの知り合い・友達・仲間が毎巻どんどん増えていきますね。今回は猫が苦手な猫又(を装ってた)シロクさんがお気に入り^^だって二足歩行の作務衣を着た黒猫ですよ!可愛い〜なにげに面倒見もいいし♪2022/07/14

21
う〜ん、ちと空気が違う感じ…。舞台が違うトコロだったからかな?次作は、戻られたので戻りますよね?2022/02/05

サンゴ

17
これからが山場のようで続きが気になります2022/07/02

栗山いなり

8
緒方司貴が交通事故に巻き込まれる事から始まる騒動を描いた和風あやかし物語シリーズ第9巻。今回結構大きな事件が起こっただけに物語に入りやすかった気がする。最後にビッグネームが出てきたんだけどそれがどう最終巻の次回に繋がるか気になってる2022/08/28

スイBLスキー

6
なんてこと…!と読み進む。どうにもなんか不安要素しか目につかなくて、おそらく眉間にシワが寄った状態で読んでたろうな。だけど牛鬼が思いの外見た目そのままで、牛鬼を恩人と慕う登場人物も悪い人じゃあないみたい?徐々に不安感も拭えてきて、丸くおさまった。まだまだ結界気になることはあるけれど、現世に戻ってきた。そして、きっと石っ子さんの気配が見えた(๑´ڡ`๑)そして、なんと上人が…続刊読みたい。2023/11/14

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