集英社オレンジ文庫<br> 京都伏見は水神さまのいたはるところ ふたりの新しい季節

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集英社オレンジ文庫
京都伏見は水神さまのいたはるところ ふたりの新しい季節

  • 著者名:相川真【著】/白谷ゆう【イラストレーター】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 集英社(2021/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086804127

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内容説明

告白から四年越し…! ようやく付き合うようになった、ひろと拓己。拓己は東京から京都伏見に帰ってきて実家の酒蔵・清花蔵を継ぐための修業に勤しんでおり、ひろは大学院で民俗学の勉強をしつつ祖母の蓮見神社の相談事の手伝いをするようになっていた。もちろん、白蛇の水神さまシロも、ひろの傍でひかえている。名目上、彼氏彼女となった拓己とひろだが、相変わらず幼なじみの関係性から一歩抜け出せずにおり、ひろは大学の後輩でしっかり者の葵に相談する。そんな折り、拓己の知り合いでレストランを経営する赤沢から、自身の邸の庭で奇妙なことが起こると相談があり……!? 桃山から宇治、伏見稲荷大社へ。紅葉織りなす秋から、粉雪舞い散る冬へ……! 美しい京の季節が巡るなか、じれったい恋人たちがあやかしたちの謎に迫る……!

目次

一 秋の衣
二 縁と呪い
三 黄金の牙

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

38
告白から四年越しでようやく付き合うようになったひろと拓己。名目上は彼氏彼女になったものの、相変わらず幼馴染から一歩抜け出せないひろが、大学の後輩でしっかり者の葵に相談する第七弾。東京から帰ってきて実家の酒蔵・清花蔵を継ぐための修業に勤しむ拓己、大学院で民俗学の勉強をしつつ祖母の蓮見神社の相談事の手伝いをするひろ。桃山、宇治、伏見稲荷大社であやかしの謎に迫る一方で、不器用でもどかしい二人の関係は時間が掛かりそうだな…と苦笑いでしたけど、彼女たちらしいやり方で前に進み始めたこれからに期待というところですかね。2021/12/08

ひさか

28
2021年10月集英社オレンジ文庫刊。書き下ろし。シリーズ6作目。秋の衣、縁と呪い、黄金の牙、の3つの連作短編。黄金の牙に登場する指月城にいたという2頭の獅子の話が面白く、不穏な展開でハラハラしました。ひろと拓己の仲はまぁ順調なので一安心かな。6作目が出るとは思っていませんでした。2022/01/28

よっしー

26
4年間の保留期間を経て、遂に付き合い始めたひろと拓巳。同年代の多くが社会人として働き始める年齢にも関わらず、恋愛面に関しては中学生レベルでは?と突っ込みを入れたくなるぐらいのんびりとした日々を送っていました。読み物としてはアリかもしれませんが、もどかしい!!ラストではもう少し変化があるのでしょうか?2024/02/03

ぽろん

24
やっと付き合う事になった二人だけれど、これは、拓己がもうちょっと、頑張って欲しいところ。まあ、これが二人らしいのでしょう。2024/10/14

栗山いなり

10
告白から4年経ってようやく付き合う事になったひろと拓己が恋人としての距離感に四苦八苦しながら京都で起こる不思議な事件を解決していく現代あやかし物語シリーズ第7巻。中々『恋人』になりきれない二人には確かにどこかじれったさを感じたけどそれもアリかなとも思った2022/10/21

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