内容説明
凄腕の闇医者・白蓮の弟子兼見習い宮廷医として修業する香蘭に、試練の季節がやってくる。医道科挙――医者になるための最難関の国家試験。四度目の挑戦だ。
白蓮の指導のもと猛勉強に励むなか、試験対策に必要な一冊の写本をめぐって、香蘭は奇妙な仲間と出会う。
材木問屋の箱入り末娘董白、抜群の医学知識を持ちながら落ち続ける張万世。同じ目標を持つ二人と助け合い絆を育みながら迎えた医道科挙本番。香蘭は思いもしなかった事件に巻き込まれることに――。
「FLOS COMIC」で大反響連載中のコミカライズも必見! 重版続々、ますます大注目の中華医療譚、第4巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
47
香蘭さん、4回目の医道科挙試験を受け満点を取りながら体力不足とは!。女性の採用が少ないのもそれだけ医者は体力を必要とされるんでしょうかね。人たらしと言われながらも、それとっても大事なことかと。と言いながら初めての友人が出来た事、友人とたらされた人とは友人と言えないのでしょうか?。白蓮と香蘭の師弟愛?もめてるようでお互いが信頼しあっているのがいいです。竹馬の友ともいうべき霍星雲と岳飛の友情も巧く書かれているかと。香蘭と董白も、白蓮と東宮や、霍星雲と岳飛のような友情をこの先持てるでしょうか2024/08/02
よっしー
26
今回は試験の話が中心でした。どこの世界でも試験となると受かる為の不正であったり、追い込まれてノイローゼになったりするのですね。何がなんでも受かりたい気持ちは理解出来る反面、実力が伴わないのに合格した医者に診て貰いたいかと言われたらお断りなので、白蓮の言うことはもっともだなと思いました。にしても、香蘭の試験合格の道のりはまだまだ険しそうですね。知識はあっても体力が持たないとは…恐ろしい試験です。白蓮の日本での生活もちらほら出てくるのが面白いですね。2023/05/16
どんぐり@京都の何処かで
18
科挙試験編と、足の引っ張り合いの宮廷政治に巻き込まれた武将を救うお話。少しストーリーに変化があり、香蘭に友人が出来たのが何よりだ。圧倒的な努力と知能有する香蘭の科挙合格への最大の問題が体力であったとは。今後董白との絡みが増えれば良いなと思う。ただ作品として、もっと奥行きは欲しいところ。2023/02/04
Kurara
17
★3.52024/03/12
dorimusi
11
今回は読みやすかった。今回も2話構成。前半はついに医道科挙。今回も体力不足なんだ。しかし受けた分は満点。話しはまぁ何か予想通り過ぎな感じの不正を迫られて……ってはなし。 後半は前線で戦ってきた霍星雲将軍が勝ちすぎて政略で…って話し。ヤな話しだけどどこにでもある話しなんだよなぁ。投獄中に肝臓がん。手術して生き延びて、処刑。うーん。世知辛い。しかし香蘭の人たらしは徹底して描写されてきたから、ただのご都合主義と思えない説得力が出てきたような気がする。2025/03/30
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