内容説明
高額な治療費の代わりにどんな病も治す凄腕の闇医者・白蓮。宮廷医の家系に生まれながら、白蓮に弟子入りした香蘭は見習い医として、後宮と診療所を行き来していた。
ある日、かつて白蓮が救った武芸者の青年が、治療費を払いに訪ねてくる。だがその胸の内には、亡き父の仇討ちの炎が燃えていて――。7年前の人斬りの夜、壮絶な手術、子に命をつないだ父の想い。
切なすぎる禍根は、やがて後宮を揺るがしかねない復讐劇となって、香蘭をのみこんでいく――。
黒衣まとうその闇医者はどんな病も治すという――凄腕の闇医者×宮廷医の娘が後宮を変える!
早くもコミカライズ決定!大注目の中華医療譚、第2幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
64
新刊。デビュー作の前巻で、文章が読みにく過ぎる…と思ったのですが、好きな中華風ファンタジーなので再挑戦!…でもやっぱりダメでしたー泣 やっぱり文体がわたしには徹底的に肌に合わない…言い回しの不自然さ、〜であるが・そのような〜などの多用、〜する◯◯(個人名)。という表現や、誤字の多さが気になって気になって、内容が全然入って来ないんです…読みたいのに、楽しみたいのにー。ごめんなさい、挫折しました。悲しい…残念。2020/10/30
よっしー
20
春麗と香蘭の姉妹。仲良し姉妹に見えたし、春麗は盲目ながら出来た姉だと思っていたのですが…そこは姉妹。羨ましいを越えた妬みもやりますよね、人間らしい感情を持ち合わせていた事に少し安心しました。二人の出自も明らかとなり、春麗のコンプレックスも解消され…結果的には綺麗に纏まったのかな。にしても、白蓮は外科的手術から眼科まで何でもござれ…この国にいてもエリートの道を歩んでいたのではと思ってしまいます。2023/04/30
Kurara
18
★3.5
ぐっち
18
がんばり屋さんの香蘭が可愛いシリーズ。2巻は人とのつながりと香蘭の謎が深まる巻。大体面白いのだけど、2つのエピソードの中心人物が、それそのまま許されるんだっけ?ともやる。罪を償う・改心するって何だろう…とちょっと考えてみたり。2021/02/27
リエさん
17
☆☆☆☆☆ 2巻までは【KU】なので読み始めたけど、腕の移植手術あたりからどうにも話についていけず、四分の一くらいまで読んだところでこれ以上はもういいや、もう読めないよ。2024/04/07