メディアワークス文庫<br> 宮廷医の娘8

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メディアワークス文庫
宮廷医の娘8

  • 著者名:冬馬倫【著者】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2024/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784049156232

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内容説明

新皇帝即位に沸く中原国。御典医見習いとなった香蘭は、宮廷と診療所の往復で多忙を極めていた。だが、南都で高額な治療費をせしめる白蓮と香蘭の偽者が現れる。
さらに医道科挙を目前にして、診療中の白蓮が何者かによって誘拐されてしまう――。宮廷医としての未来か。恩師の命か。試される香蘭は、師奪還のため、夜王の協力のもと危険な旅に出る。そして一方、新皇帝・劉淵にも黒き影が忍び寄っていた……。
香蘭、白蓮、劉淵に訪れた運命の分岐点。それぞれが選択した未来とは!?

凄腕の闇医者×見習い宮廷医。凸凹師弟コンビ史上最大にして最後の難事件――!
コミカライズもされた人気シリーズがついに完結。

◆登場人物紹介◆
陽香蘭【ようこうらん】
高名な宮廷医であった祖父の志をつぎ、宮廷医を目指して猛勉強中の見習い医。まがったことが大嫌いで、闇医者・白蓮を正しに赴いた先で神医の業を目の当たりにし、強引に弟子入りする。

白蓮【びゃくれん】
黒衣をまとう闇医者で、診療所を営んでいる。法外な治療費を取る守銭奴だが、その天才的な外科技術から神医と呼ばれる。東宮とも親交を持ち、謎めいた過去が徐々に明らかになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dorimusi

8
完結。完結させるためだけの巻だった気がする。内容は短編3つ。1つ目は白蓮と香蘭のニセモノの話し。復習と言えるのか…さらっといい話しにしようとしてるけど……。2つ目は医道科挙。百連誘拐を捜索しつつ受ける。3つ目は最終話。新たな旅立ち。満月草を一つかみくらいしかとってなさそうだけど足りる?物語的にかなり唐突だったけど死なせる必要あったのだろうか?帰蝶出したかったんだろうけどそんな重要なキャラか?そんな感動的でもないし。そしてすべてを学んだと旅に出る香蘭。は??って思ってるうちに終わった。 2025/04/20

万論

4
とうとう医師かぁって思っていたが、最後の展開はなかなか、そうだよなぁって思った。これでお終いなのね。

菊地

3
この巻数じゃなければ打ち切りを疑ってしまうくらいの急展開。 色々と未消化だった点も多かったけど、「香蘭が医師としても人間としても成長して、色々とあった末に医道科挙に合格して、宮廷医となる」という「宮廷医の娘」の物語としてはちゃんと走り切った感はある。 最後に変に恋愛事に流されずに「医師の師弟」という図式にとどめた点も良かったと思いますね。 文句のない終わり方とは言えないけど何だかんだで好きなシリーズだったし、区切りがついたこと自体は良かったと思いますね。お疲れ様でした。2024/08/16

はじめ

3
いつか面白くなるんだろうなと思いながら読み続けて、気付けば最終巻。 最後の巻は、打ち切りかと思うくらい早足で終わりました。全巻通して、香蘭へのセクハラ発言が不快でした。2024/08/04

炒飯

3
すごい勢いだった。いろいろあって…。白蓮、香蘭の偽者現れる、白蓮誘拐されて脳移植手術を強要される、香蘭医道科挙合格、皇帝の病…。えっ、最終巻?前の巻に出てきた黒貴妃は重要人物じゃなかったの?本物の不老不死出てきたのは何だった?転生した白蓮の影響を受けて、香蘭がこの世界の医療を、制度を変えていく…とか、そういう話に…なった…のかな?主人公の家族の複雑さの理由とか、いつか語られたりするのかと思っていたが、違ったらしい。なんというか、とても急いでいたのだと思う。2024/07/20

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