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内容説明
もっと深く、大きく! BGアメリカ編!
オレゴン州・ポートランドを出発した大(ダイ)は、以前乗せたヒッチハイカーのジェイソンに再会。いい加減で自由奔放なジェイソンを即席のエージェントにして、大は大都市サンフランシスコに乗り込む。
そこで出会ったのは、ジャズ界の見えない壁の存在を主張し、嘆く若き中国系ドラマーだった。
多様性の街・サンフランシスコで、大は何を吹き何を表現するのか--!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
67
大がジャズの本場アメリカに乗り込んだアメリカ編の第三弾は、多様性の大都会サンフランシスコ編。いつもながら、大が演奏している場面からは、聞こえるはずのない大の演奏が聞こえてくるような感覚になる。今回はさらに大と中国系のドラマー・アネックスの演奏している場面ではコマ割りも加わって、この二人の感情が入った演奏が、絵から伝わってくるようだった。サンフランシスコを離れて、大が次に向かう街はどこだろうか。そして、その街ではどのような出会いが待っているのだろうか。第四弾も楽しみだ。 2021/07/04
くりり
48
サンフランシスコ編、脳天気なヒッチハイカー野郎ジェイソンのエージェント宣言!多様性と人種差別とヒエラルキー、色々あるサンフランシスコだけど、「自分の過去を誇っていけよ」はいい台詞だ...。2021/09/04
ムッネニーク
47
59冊目『BLUE GIANT EXPLORER 3』(石塚真一、NUMBER 8 著、2021年7月、小学館) 大のアメリカ挑戦は続く。 多様性の街サンフランシスコだからこそ、人種の壁は歴然として存在する。ジャズマンとしてアメリカを旅するからには、必ず描かなくてはならないテーマに対して、シンプルながら力強い回答を明示するというのはいかにもこの漫画らしい。 何かに挑戦したくなる一冊。 「Your play is Not good.(お前はヘタだ。)」 2021/07/04
wata
45
ジャズを生演奏で聞いたのは高校生の時が最初で最後。その時は良さがわからず退屈だったけどこの漫画を読んで今聴けば違って聴こえる気がする…。2021/07/25
Tenouji
37
Jazz漫画なんだが、やっぱり、どこかスポーツアスリート的だと感じる。ステージでの最高のプレイを常に目指している主人公。2021/07/23