内容説明
死者の魂を視る赤い瞳の憑きもの落とし浮雲は、絵師を目指す八十八とともに神楽坂の武家屋敷に招かれる。屋敷には山伏、巫女、傀儡師ら、幾人もの霊媒師が集められ、嫡男・浩太朗の除霊を依頼される。しかしその直後、一同の目の前で浩太朗が殺された。そして一人、また一人と死者が……。浮雲の赤い瞳がとらえた真実とは!? 近藤勇、土方歳三、沖田宗次郎も活躍! 幕末長編ミステリー!
目次
序
除霊の理
蠱毒の理
能面の理
呪術の理
その後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuri
13
シリーズ4作目まで『~の理』ってタイトルだったので、何か大きな変化があるのかしら。と思ってたのですが、ちょっと深読みしすぎたかも。謎の多い浮雲の出自にも触れる展開。2021/08/17
ここぽぽ
12
過去に読了。ここまで読んだので、続きは間があいてしまっている。少しづつ読もう。
yutan2278
12
シリーズ5作目。 憑物落としの浮雲と八十八は、嫡男の除霊を依頼されある武家屋敷に向かう。そこには幾人もの霊媒師が集められていて…。 今作も面白かったです。2021/05/15
はいね
9
浮雲さんかっこいい…今回も読みやすくて面白かったです相変わらず八十八君は鈍いですけど(笑)優しい、優しすぎるお人よしさんでした!やんちゃな宗次郎の出番もっとください…。2021/05/07
小春日和は秋
7
シリーズ5作目?今回は長編でした。八十八はやっぱりあまり好きにはなれないけど、浮雲さんが少しだけ優しくなってますね。2022/08/22