集英社文庫<br> 火車の残花 浮雲心霊奇譚

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集英社文庫
火車の残花 浮雲心霊奇譚

  • 著者名:神永学【著】
  • 価格 ¥781(本体¥710)
  • 集英社(2023/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087445459

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内容説明

「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ――。時は幕末。川崎の宿場町で妖怪・火車が次々と人を焼き殺すという怪異が発生。人に憑いた霊を払うことができる憑きもの落としの浮雲と薬の行商・土方歳三は、道中で知り合った才谷梅太郎(実は坂本龍馬)とともに調べを進めると、そこには若く美しい女の悲しく切ない物語が秘められていた。点と点が繋がったとき、明らかになった衝撃の真相とは? 圧倒的な読み心地と猛スピードの展開、驚くべき結末が快感の新時代幕末ホラーミステリ!

目次


一 鬼火
二 業火
三 残花
その後
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yutan2278

22
「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ――。川崎の宿場町で妖怪・火車が次々と人を焼き殺すという怪異が発生。憑きもの落とし・浮雲と薬の行商・土方歳三は、道中で知り合った才谷梅太郎 (実は坂本龍馬) とともに調べをすすめていくと…。引き続き浮雲を。あっという間に読了。面白かった!2024/08/03

とりこ

14
シリーズ7冊目!やっと巡ってきて久々に読めてワクワクした。ただのホラーではなくミステリー。どんどん明らかになっていくのが面白い。時代小説でもある。意外な展開で進んでいくのでどうなるの?の連続だった。最高だった。2025/07/05

みどり

8
京へ向かうことになった浮雲と歳三の1泊目。というか、川崎宿でまた大きな事件に巻き込まれていくお話。幽霊話や因縁話は当然絡んでくるが、その中で「土方歳三」という人間の性についてがっつり触れている。人斬りになりたいわけではない、死合いたいというところなんだろう。まだ先は長そう。2024/03/21

ICHI (atomic)

5
二部1巻 「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ… これぞ二部!面白い!土方の内面がわかる巻にもなっていて闘いもドキドキするものに!赤眼は〇〇の血筋に現れやすい?次巻は単行本だが買わねば…益々面白くなってる2025/01/04

紅羽

5
七作目の浮雲シリーズ、今回は火車がテーマ。土方の心に巣食う闇の部分との葛藤がじわじわと彼を苦しめていく。そんな中に現れた千代という女性。もしも土方が彼女の手を取っていたらどうなっていたのでしょう。今回は浮雲の出番は少なめでした。2023/09/15

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