内容説明
霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲は、土方歳三とともに京へと旅をしていた。浮雲は箱根で遼太郎と名乗る謎の青年と出会う。遼太郎は幽霊に憑かれやすい性質で、様々な怪異を引き寄せてしまう。浮かぶ生首、干からびた死体、そして生贄を求める龍。次々と迫る怪異の謎を調べるうちに、浮雲たちは秘められた哀しみと愛にふれていく……。そして明らかになる遼太郎の恐るべき正体とは? ラストの謎解きが気持ちいい! いくつもの謎とホラーを融合した、異色の幕末ミステリ!!
目次
一 生首の陰
二 絡新婦の毒
三 黒龍の祟り
その後
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどり
8
ある意味、「新撰組好き」にはたまらない顛末記になりつつある。京都に着くまで、ついた時どうなるのか、先がすごく気になる。お七と歳三の因縁も気になる。まだまだ続くんだよね~。2025/02/01
小春日和は秋
4
シリーズも8作目?旅はまだ続きそうです。2025/05/26
Akio Aratani
2
旅は続く2025/01/28
みん
1
下調べせず購入したら、既刊があるシリーズものだったらしく1巻から読んでみたかった気持ちがある。 人間の感情の汚さに目を背けたくなる展開も多いが、読後爽快感が残るのが不思議。 浮雲と歳三の絶妙なコンビネーションが好きだった。2025/05/31
あけみ
1
04/15から2025/04/22