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内容説明
半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーは高校に入学したばかり。
両親は平和な学園生活を送ってくれることを願っていたが、チャーリーは「動物開放」を掲げるテロ集団・ALAに目を付けられてしまう。
ALAはチャーリーを仲間に引き入れようと画策し、周囲の人間からチャーリーが孤立するように動き始める。
一方、チャーリーと仲良くなった同級生のルーシーは、チャーリーを学園生活になじませようと奮闘する。
そしてーー学園を揺るがす「最凶の事件」が起こる。
「テロ」「炎上」「差別」……ヒトが抱える問題に、「ヒト以外」のチャーリーが、ルーシーとともに向き合うヒューマン&ノン・ヒューマンドラマ。
作品集『パンティストッキングのような空の下』が「このマンガがすごい!」2017(宝島社)のオトコ編第4位にランクインし、話題になった漫画家・うめざわしゅんによる連載作品第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
56
漫画。チャーリーを広告塔にしたいALAの思惑[第6話:GAP IN THE LAW]チャーリーの法的立場は物thing[第7話:権利のための闘争?]お友達大作戦[第8話:兆し]ゲイリーを洗脳[第9話:直接行動]追い詰められたゲイリー[第10話:レッド・ピル]銃乱射事件[第11話:Trickster]殉教者保護▽主義主張を暴力でしかできない人間は不自由だ。チャーリーがかっこよくみえる2022/05/28
アクビちゃん@新潮部😻
49
続きが気になり、慌てて買いに行った2巻。ビーガンとか、色々と考えさせられる。命を有り難く美味しく頂いてます。3巻、4巻、今週末に買いに行こうっと❣2022/05/10
Vakira
47
海外でも大反響ってマジか?でも読んだら判る。面白い。ただのアクションヒーローものではない。人間社会の問題が散りばめられてます。友情、差別、群衆心理。ああああ~高校生銃乱射事件勃発。はぁ~テーマ重いっス。救いはチャーリー、悩まない。往年のヒーロー達は自分の力と自分の存在、恋するあの子に悩むんですがチャーリーに悩みはありません。ただ皆を生かせたいだけ、ルーシーを助けたいだけ。これ本当にニューヒーローの誕生だ。衝撃の2巻の展開。2022/05/04
じょんじょん
32
第1巻で惹かれたので、さっそく第2巻を手にとりました。第2巻での展開はエンターテイメントではなく、社会派の雰囲気を深めます。銃乱射、人種差別、ビーガン、権利と差別、主張などアメリカが舞台だからこその背景なんですね。この作品がアメリカを舞台とした理由に納得しました。しかし、意思を持った個体が、法的に「物」として扱われるという展開に衝撃を受けました。それにしても、チャーリーはクールでフラットだなあ。それがまた敵をつくる。ルーシーとの関係性が今後、気になります。2022/05/02
Koichiro Minematsu
32
マイノリティ、ヒューマンライツ、そしてOne。ノーマルなことが存在価値だ!2022/04/03